北穂高岳登山その6:横尾山荘へ下山 [山・自然]
8月26日、下山です。
北穂高岳から奥穂高岳に行くという案もありましたが、前夜、槍から縦走してきたグループの一人が高山病にな
って、食事が全く食べられず、その朝も、駄目で、リーダー一人に付き添われて下山して行きました。紫外線に
やられたのか、すごく、軽い高山病だったのか、私も、やや、バランス感覚に違和感を感じて、無理をせずに下
山することにしました。まあ、奥穂高山荘まで2時間くらいのコースなので、4時間かけて行けば、安全に行ける
とは思いましたし、天気もすばらしく、二度と無い機会だとは思いましたが、コース踏破、山頂踏破が目的ではな
いので、体調が万全でない以上、無理をしないのが、単独山行の鉄則です。
最後に、槍ヶ岳の写真を撮影して、下山です。(7時7分)
この日は、横尾山荘まで、下りればいいと思っていましたので、ゆっくり写真を撮りながら下山です。天気予報
は、午前中晴、午後時々雷雨です。(まあ、前日と同じで、あまり当てにならないと言うことです。)
奥穂高岳・前穂高岳です。
北穂高岳南峰と奥穂高岳です。
奥穂高岳に向かう涸沢岳の縦走路です。
↑人がいます。おっかなびっくりで、歩いています。高所恐怖症の人には無理ですね。
↓渋滞しているようです。鎖場でもあるのかもしれないです。
ちょっとクローズアップします。
こういう植物が疲れた体を癒してくれます。
前穂高も未だよく、見えます。(08:27)
奥穂高岳は、ガスがかかってきました。
下り始めて、30分と経たないうちに、登ってくる人とすれ違いました。
「早いですね」と声をかけると、「高山病にかかった人を安全なところまで送ってきて、また、登る所なんです
よ。」と言う。
安全な所というと、私のイメージでは、南陵の登り口の鎖場だろうと思いましたが、そこまで、送って引き返すの
では、この時間ではあり得ないなあ、きっと、高山病になった人も、遠慮して、早めに付き添いを返したのだろう
と思いました。
万一、これで、滑落事故を起こしたら、付き添いの人は、大変だろうなと思いましたが、下山中に事故発生の現
場を見ませんでしたので、無事下山したものと思います。
南陵登リ内の鎖場です。登る時は、気がつきませんでしたが、下りるとき、岩に足をかけるところが彫ってありま
した。従って、鎖をもって、足場をきちんとたどって行けば、安全です。
ここで、9時22分です。
涸沢ヒュッテに到着しました。(10:50)
3時間40分もかかっています。滑落しないように、一寸、注意しすぎたかな?
まあ、写真を撮りながらの下山ですから、こんなものでしょう。
涸沢ヒュッテで、生ビールを飲んで、昼食のカレーライスを食べました。
涸沢ヒュッテで、写真を撮影しました。既に紹介した写真と二重になりますが、折角ですので紹介します。
北穂高岳です。
左から北穂高南稜、南峰、北峰(山荘が見えます)
涸沢山荘横の北穂高への登山道です。(人が登っています。)
奥穂高です。こちらは、頂上付近にガスがかかったり、晴れたりを繰り返しています。
12時6分に涸沢ヒュッテ出発です。
途中、パノラマコースと表示された分かれ道が出てきました。これは、新村橋を渡って、徳沢園に行く道です。少
し、勾配が急という話なので、既に、一杯飲んでいましたので、登りの時と同じ道を下ることにしました。
13時27分:下りの道です。こういう感じで、結構歩きにくい。登りの方が歩きやすかった感じです。
やっと本谷橋に到着です。(13:59)
後、2.8Km ですが、道は、格段に良くなりますので、遅くとも1時間以内で到着でしょう。
ここで、一休みです。
水がきれいです。
一休みしていると、こんな鳥も、お疲れ様と言っているように、そばに寄ってきました。
この水の流れがあまりにきれいなので、動画もアップします。ついでに、この鳥さんjも入っています。
14時4分出発です。
こんな花も咲いていました。
途中、霧飴が降ったり止んだりしましたが、14時57分、横尾大橋に到着です。
徳沢園まで、時間的には、行けなくはないですが、霧雨が降ったり止んだりしていましたので、横尾山荘にチェ
ックインし、缶ビールを飲んで、お風呂に入って汗を流し、ゆっくり休みました。
でも、食事は、やはり、あまりうまくなかった。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
北穂高岳から奥穂高岳に行くという案もありましたが、前夜、槍から縦走してきたグループの一人が高山病にな
って、食事が全く食べられず、その朝も、駄目で、リーダー一人に付き添われて下山して行きました。紫外線に
やられたのか、すごく、軽い高山病だったのか、私も、やや、バランス感覚に違和感を感じて、無理をせずに下
山することにしました。まあ、奥穂高山荘まで2時間くらいのコースなので、4時間かけて行けば、安全に行ける
とは思いましたし、天気もすばらしく、二度と無い機会だとは思いましたが、コース踏破、山頂踏破が目的ではな
いので、体調が万全でない以上、無理をしないのが、単独山行の鉄則です。
最後に、槍ヶ岳の写真を撮影して、下山です。(7時7分)
この日は、横尾山荘まで、下りればいいと思っていましたので、ゆっくり写真を撮りながら下山です。天気予報
は、午前中晴、午後時々雷雨です。(まあ、前日と同じで、あまり当てにならないと言うことです。)
奥穂高岳・前穂高岳です。
北穂高岳南峰と奥穂高岳です。
奥穂高岳に向かう涸沢岳の縦走路です。
↑人がいます。おっかなびっくりで、歩いています。高所恐怖症の人には無理ですね。
↓渋滞しているようです。鎖場でもあるのかもしれないです。
ちょっとクローズアップします。
こういう植物が疲れた体を癒してくれます。
前穂高も未だよく、見えます。(08:27)
奥穂高岳は、ガスがかかってきました。
下り始めて、30分と経たないうちに、登ってくる人とすれ違いました。
「早いですね」と声をかけると、「高山病にかかった人を安全なところまで送ってきて、また、登る所なんです
よ。」と言う。
安全な所というと、私のイメージでは、南陵の登り口の鎖場だろうと思いましたが、そこまで、送って引き返すの
では、この時間ではあり得ないなあ、きっと、高山病になった人も、遠慮して、早めに付き添いを返したのだろう
と思いました。
万一、これで、滑落事故を起こしたら、付き添いの人は、大変だろうなと思いましたが、下山中に事故発生の現
場を見ませんでしたので、無事下山したものと思います。
南陵登リ内の鎖場です。登る時は、気がつきませんでしたが、下りるとき、岩に足をかけるところが彫ってありま
した。従って、鎖をもって、足場をきちんとたどって行けば、安全です。
ここで、9時22分です。
涸沢ヒュッテに到着しました。(10:50)
3時間40分もかかっています。滑落しないように、一寸、注意しすぎたかな?
まあ、写真を撮りながらの下山ですから、こんなものでしょう。
涸沢ヒュッテで、生ビールを飲んで、昼食のカレーライスを食べました。
涸沢ヒュッテで、写真を撮影しました。既に紹介した写真と二重になりますが、折角ですので紹介します。
北穂高岳です。
左から北穂高南稜、南峰、北峰(山荘が見えます)
涸沢山荘横の北穂高への登山道です。(人が登っています。)
奥穂高です。こちらは、頂上付近にガスがかかったり、晴れたりを繰り返しています。
12時6分に涸沢ヒュッテ出発です。
途中、パノラマコースと表示された分かれ道が出てきました。これは、新村橋を渡って、徳沢園に行く道です。少
し、勾配が急という話なので、既に、一杯飲んでいましたので、登りの時と同じ道を下ることにしました。
13時27分:下りの道です。こういう感じで、結構歩きにくい。登りの方が歩きやすかった感じです。
やっと本谷橋に到着です。(13:59)
後、2.8Km ですが、道は、格段に良くなりますので、遅くとも1時間以内で到着でしょう。
ここで、一休みです。
水がきれいです。
一休みしていると、こんな鳥も、お疲れ様と言っているように、そばに寄ってきました。
この水の流れがあまりにきれいなので、動画もアップします。ついでに、この鳥さんjも入っています。
14時4分出発です。
こんな花も咲いていました。
途中、霧飴が降ったり止んだりしましたが、14時57分、横尾大橋に到着です。
徳沢園まで、時間的には、行けなくはないですが、霧雨が降ったり止んだりしていましたので、横尾山荘にチェ
ックインし、缶ビールを飲んで、お風呂に入って汗を流し、ゆっくり休みました。
でも、食事は、やはり、あまりうまくなかった。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
どの山も岩肌がすごいですね。
登山ご苦労様でした。
by mamii (2010-09-26 19:32)
ご無沙汰しておりました。
時間がなくご訪問できてなくてすみませんでした。
山頂からの景色が素晴らしいですね^^
鎖を持って登る場所ってかなり急な感じですね。
by Lupin (2010-09-26 20:56)
登るのなら行けそうな気もしますが・・・
この岩場を降りてくるにはかなりの技術が必要なんでしょうねぇ!
by achami (2010-09-26 21:12)
キレイな写真を沢山、有難うございます。
チングルマでしょうか?
大きな声では言えませんが、食事は徳澤園の方が・・・。
by OJJ (2010-09-26 22:38)
涸沢岳の縦走路で人が写っている写真を拝見してますます、
そういうところを登っていく人のすごさが分かりました。
by きまじめさん (2010-09-26 23:52)
8枚目の写真、すごいですね!
下を見ると恐くなりそうです^^;
by ホタルの館 (2010-09-27 00:32)
こんな険しい尾根。とても歩けそうもありません。
by Silvermac (2010-09-27 08:19)
こんにちは、凄い岩肌ですね、どの写真も
素敵ですね、此の様なところに行けるのは健康の
賜物ですね。くれぐれもお体大切にね。
ご訪問&コメント感謝です、今後とも宜しく願います。
by 吉之輔 (2010-09-27 10:44)
mamiiさん
こういう山を見ると、大変ですが、まだ登れるんだという達成感がありますね。ありがとうございます。
Lupinさん
鎖の場所が、北穂高南陵の登り口で、ここから、急になります。ただ、この鎖場にも、ちゃんと足場が確保されていますので、
冷静に登れば、あるいは、下れば、危険はないです。
achamiさん
登るのは、岩の方を向いて、登るから、足場を確認して、きちんと体重をホールドしていけば、簡単です。下りるのも、整備された足場を使わずに下りようとすると、つらいですが。整備された足場を使って、岩の方を向いて下りれば、簡単です。
OJJさん
チングルマですね。
徳沢園の方がおいしいですか。値段は横尾山荘の方が安いのでしょうね。
きまじめさん
やはり、夏場は、色々な登山グループが大勢で、槍ヶ岳から北穂高に縦走してきて、奥穂高に行きます。登山のメッカのようなものでしょうね。
ホタルの館さん
確かに、下を見ると怖いです。その怖さも、何回かやっている内に、それほど、感じなくなります。こういう険しい山は、雨が降ったら、下りるのも怖いですから、今回は、天気に恵まれて、ラッキーでした。
Silvermacさん
たまには、こういう所を登るのも楽しいです。ナイス&コメントありがとうございます。
吉之輔さん
そうですね。この山は、下りてくるのも大変ですから、健康、体調が万全でないと、登れないですね。いつまで、登れるか、和かりませんが、また、挑戦したいです。
by テリー (2010-09-27 11:52)
どうして、あんなに危険そうな場所に
つらい思いしていくのだろう・・・・
と、思う人は多いですよね。
22の時はじめて山に登り、時間をもてあましていた少年のころ、これに費やしていればいれば良かったと思うほどの別世界に感動しました。
by diable (2010-09-27 12:51)
こんにちは。高山病ですか〜 コワイですね。私は高所恐怖症なので登山には不向きです・・
こんな素晴らしい景色を目にすることは一生ありません〜
でもこうしてブログで見せて戴けて嬉しいです(*^_^*)
by yakko (2010-09-27 12:56)
こんにちは・・・
高所恐怖症ではありませんが・・・無理! 無理!
テリーさんとご一緒した気分で、写真で楽しませていただいています♪♪♪
by あら!みてたのね (2010-09-27 13:45)
こんにちは^^
奥穂は止められたのですね。
私達も奥穂は断念して帰って来ました。
迫力ある素晴らしいお写真に見惚れています。
綺麗な梓川に、大好きなソバナのお花が美しいですね♪
by いろは (2010-09-27 15:41)
diableさん
本当に山は、別世界ですね。特に、山の朝は、そう感じます。
確かに、山登りに、もっと時間をというのもわかります。
サラリーマンになって、働きだすと、なかなか難しくなります。
サラリーマンを卒業した今こそ、好きなように登りたいですね。
ナイス&コメントありがとうございます。
yakko さん
高山病は、3000m 以上の場合、要注意ですね。あまり、飲み過ぎないことも大切ですね。
高所恐怖症ですか、ある程度の高所恐怖症は、訓練で、克服できるかと思います。
ナイス&コメントありがとうございます。
あら!みてたのねさん
すてきなメントありがとうございます。
by テリー (2010-09-27 15:45)
いろはさん
北穂高から奥穂高への縦走は、もう少し、脚力、体力をつけて、白内障の手術が終わってから、挑戦したいですね。
by テリー (2010-09-27 15:47)
どの写真を見ても、名に相応しい山々ですね。
足が悪いのでとても登る事は出来ませんが、ふうふう言いながら私も登った気分になりました。
by puripuri (2010-09-27 19:53)
凄いですね!! 足が竦んでしまいます。
高山植物は綺麗ですね、本当にホッとしますね。 しかし水は綺麗ですね、
冷たいでしょうヾ(´∀`*)ノ
by aya (2010-09-27 20:36)
凄い岩場だな~って思ってたら
人が写ってて
めちゃくちゃ怖い場所なんだってビックリしました。
大自然満喫の登山でしたね。
お疲れ様でした。
by 響 (2010-09-27 21:06)
一枚目の写真が実に槍ヶ岳らしいですね。
by 袋田の住職 (2010-09-27 21:16)
おつかれさまでした。撮影と登山は大変だったと思います。
その苦労のおかげで私も素敵な山写真を拝見させていただいております。
岩場とか急ですね。自然の恐さを見たような気がします。
私もこれから登山にチャレンジしようと思っておりますので、
色々と勉強させていただきました。
奥穂高岳の写真素敵ですね〜
by さかしん (2010-09-27 21:19)
puripuriさん
ナイス&コメントありがとうございます。
ayaさん
厳しい山を見ながら下りて来て、高山植物の花を見るとホッとしますね。
水は、きれいですが、すごく、冷たいです。
響さん
天気にも恵まれて、すばらしい景色を見ながらの登山で、自然を十分に満喫しました。
袋田の住職さん
一枚目の写真、大キレットから、南岳、槍ヶ岳までのコースが写っていて、気にいっています。
さかしんさん
ナイス&コメントありがとうございます。
by テリー (2010-09-27 21:42)
花に癒やされるでしょうね。
ビールはどこで飲んでも美味しい。^^v
by たいへー (2010-09-27 22:03)
岩場が凄いので実際行ったら怖いですね。
スイスでは高山病になりかけましたが女性は倒れました。
ペルーでは高山病で1日半頭痛で苦戦したのが懐かしいです。
by 旅爺さん (2010-09-28 09:43)
たいへーさん
ビールの楽しみ方は、人それぞれですね。山を登った後のビールは格別ですね。
旅爺さん
スイスの4000m の山に電車で、行って倒れるのは、ガイドさんは、高山病ではなく、酸欠だそうです。ふらついたら、しゃがんで、深呼吸をすれば、すぐに、治ります。その人の説明では、短時間、4000m の山にいても、高山病にはかからないそうです。わたしも、ユングフラウヨッホで、電車を待っているときに、目の前で女性が倒れたので、あわてて、ささえました。
ペルーの話は、高山病でしょうね。うちのかかさんも軽いのにかかっていました。
高山病は、ひどいのになると、結構危険なようです。
by テリー (2010-09-28 09:55)
時間にゆとりがあるときは、下山時はゆっくりしたほうがいいですね。
登りは何方も慎重ですが、下山は結構急ぐ方がいらっしゃいますよね。わたくしは
下りのほうが苦手ですから、ゆっくりです(^^
by mimimomo (2010-10-08 19:24)
北穂登山楽しく読ませていただきました。
自分の体力と、現地の状況を読んで適切な判断、流石ですね!
私も北穂からの槍ヶ岳が一番綺麗な気がします。
by CARRERA (2010-10-09 22:45)