鹿島槍登山その1 [山・自然]
浅草サンバカーニバルの続きは、また、ネタ切れの時に、紹介したいと思います。
前回の北穂高登山で、荷物を10-11Kg にして、脚への負担が少なくなりましたが、更に、荷物の重量を減らす
ために、ザックを65 l から48 l に変更、ザックを新しいタイプにして、飲み水のシステムをつけることができ、チュ
ーブから、随時、飲むことが出来るようになりました。水自体も、ザックの背当てクッションと荷物の隙間に入りま
すので、場所をとらず、便利です。三脚も700g から500 g のアルミ製に変えました。デジイチもEOS Kiss X4
で、レンズはEF18-135mm 1本のみにしました。
コンデジは、ソニーの一つにしようかとも、思いましたが、パナソニックの12倍ズームの風景の写りの良さも捨て
られず、やはり2台体制です。
前回の山登りで、山荘の弁当に問題があったので、なるべく、弁当は頼まないようにして、代わりに、ソーセー
ジ、チーズ、ジェリータイプの非常食、カロリーメートなどを持ってゆくことにしました。これで、重量が増え、結局
は、重量は10-11 Kg とあまり、変わりませんでした。
本当は、9月15日(水)から2泊3日の予定でしたが、天気予報で、1日延ばしにして、結局出発は、9月17日
(金)になりました。帰りが、日曜日になりますが、3連休の中日なので、それほど、混まないのかなと期待して
いました。
今回、何故、鹿島槍かと言えば、唐松岳―五竜岳縦走で、天気が悪くて、五竜岳に登らずに下りたため、鹿島
槍を見ることが出来なかったのと子供の頃の知人が鹿島槍に登ると言っていたので、登る気になったものです。
最近、深田久弥の百名山の本を買って、また、改めて読んでみると、深田久弥さんは、すごく、鹿島槍を好きだ
ったようです。
彼は、「一口に美しいと言っても笠ヶ岳のように端正でもなく、薬師のように雄 大でもなく、剣岳のように峻烈でもない。そういうあり合わせの形容の見つからない非通俗的な美しさである。」 と言い、また、
「魅力は、なんと言っても、両槍とその間の吊り尾根の美しさだが、殊にこの 山を真横から見るより、斜めか、あるいは、縦に眺めた方がいくらか冗長に思われる左右の稜線が縮まって一 層引き締まった美しさになる。 」
と言っています。
9月17日、始発の朝6時24分発あさま501号で、東京駅から長野に行き、長野駅から高速バス扇沢8時30分発
に乗り、扇沢に10時15 分に到着した。
ブログで、鹿島槍への登山口は扇沢駅から少し、戻る必要があるとのことでしたが、念のために、その駅にいた
詳しそうな人に聞いて,確認した。扇沢駅には、何にも表示がないのは、不親切ですね。
道路沿いに、戻りましたが、実際は15分位なのですが、感じとしては、30分くらい歩いたところに、無料駐車場
がある。そこの橋を渡って、左側に行ったところに登山口があります。
この登山道は、冷池山荘や種池山荘、新越山荘のオーナーである柏原正泰さんが、自ら切り開いた登山道な
ので、柏原新道と呼ばれるそうです。
ここで、腕時計の気圧高度計が1380 m をさしており、30m の差があることを確認。
10時30分に出発です。
道は、比較的整備されています。
道の随所に、プラステッィクの樋が埋め込まれていて、雨水で、登山路が流されないように配慮されていまし
た。
早速、お花が出迎えてくれました。オヤマリンドウでしょうか。
今回の撮影は、ソニーのコンデジDSC-HX5V です。DMC-TZ7 より、マクロ撮影の焦点が花にあうので、お花の
撮影は、こちらがいいですね。
11時過ぎ、早めの昼食です。長野駅で、幕の内弁当を買ってきていましたので、あまり、おなかが空き過ぎない
うちに食べることにしました。
登り初めて、比較的早い時期の昼食なので、ちょっと、恥ずかしい感じもしましたがーー。
こんな変な木があります。
パワーがもらえそうです。
ケルンです。
12時5分です。
種池山荘まで、4.5 km 、3時間半とありました。
途中の山道からの眺めです。蓮華岳の上にガスがかかって見えません。
17日は、全国的に晴と思ってきたのですが、当てがはずれました。
こういう赤い実がありました。タケシマランの実でしょうか?
水平岬です。(13:47) 道に色々名前をつけていてくれて楽しい。
石ベンチで一休み(13:55)
アザミ沢です。アザミが沢山咲いていました。
シシウドも咲いています。
ガラ場です。
木の橋です。
山が崩れてきています。(14:24)
↑これを見た瞬間、困ったなと思いましたが、近くに来て、ちゃんと道が付いていて安心しました。ただ、山から、
水が流れ出してきており、ちょっと大雨が降ると、崩れてきそうで心配です。
ここが、やはり、一番の要注意の場所とのことでした。
動物が上から石を落とすこともあるそうです。
富士見坂ですが、このガスでは、全く見えません。(14:36)
鉄砲坂です。 少し,坂道の勾配が険しくなってきました。(14:49)
少し、霧雨が降ってきましたので、ザックにカバーをかけましたが、雨着を着るほどではありません。
やっと、種池山荘に到着です。(15:16)
4時間46分かかっています。地図上のコースタイムが3時間50分でしたので、まずまずのペースでした。昼食休
憩30分、一時間毎に7-10分の休みを取りましたので、こんなものでしょうね。
高度計は1450m を表示していましたので、1420m が実際の高度だったのでしょう。
標高差1070m でした。
もし行けたら、冷池山荘まで行くつもりでしたが、後、2時間で行くのは無理だし、霧雨の中を歩いても面白くない
ので、冷池山荘を予約していましたが、ここで、泊まることにしました。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
前回の北穂高登山で、荷物を10-11Kg にして、脚への負担が少なくなりましたが、更に、荷物の重量を減らす
ために、ザックを65 l から48 l に変更、ザックを新しいタイプにして、飲み水のシステムをつけることができ、チュ
ーブから、随時、飲むことが出来るようになりました。水自体も、ザックの背当てクッションと荷物の隙間に入りま
すので、場所をとらず、便利です。三脚も700g から500 g のアルミ製に変えました。デジイチもEOS Kiss X4
で、レンズはEF18-135mm 1本のみにしました。
コンデジは、ソニーの一つにしようかとも、思いましたが、パナソニックの12倍ズームの風景の写りの良さも捨て
られず、やはり2台体制です。
前回の山登りで、山荘の弁当に問題があったので、なるべく、弁当は頼まないようにして、代わりに、ソーセー
ジ、チーズ、ジェリータイプの非常食、カロリーメートなどを持ってゆくことにしました。これで、重量が増え、結局
は、重量は10-11 Kg とあまり、変わりませんでした。
本当は、9月15日(水)から2泊3日の予定でしたが、天気予報で、1日延ばしにして、結局出発は、9月17日
(金)になりました。帰りが、日曜日になりますが、3連休の中日なので、それほど、混まないのかなと期待して
いました。
今回、何故、鹿島槍かと言えば、唐松岳―五竜岳縦走で、天気が悪くて、五竜岳に登らずに下りたため、鹿島
槍を見ることが出来なかったのと子供の頃の知人が鹿島槍に登ると言っていたので、登る気になったものです。
最近、深田久弥の百名山の本を買って、また、改めて読んでみると、深田久弥さんは、すごく、鹿島槍を好きだ
ったようです。
彼は、「一口に美しいと言っても笠ヶ岳のように端正でもなく、薬師のように雄 大でもなく、剣岳のように峻烈でもない。そういうあり合わせの形容の見つからない非通俗的な美しさである。」 と言い、また、
「魅力は、なんと言っても、両槍とその間の吊り尾根の美しさだが、殊にこの 山を真横から見るより、斜めか、あるいは、縦に眺めた方がいくらか冗長に思われる左右の稜線が縮まって一 層引き締まった美しさになる。 」
と言っています。
9月17日、始発の朝6時24分発あさま501号で、東京駅から長野に行き、長野駅から高速バス扇沢8時30分発
に乗り、扇沢に10時15 分に到着した。
ブログで、鹿島槍への登山口は扇沢駅から少し、戻る必要があるとのことでしたが、念のために、その駅にいた
詳しそうな人に聞いて,確認した。扇沢駅には、何にも表示がないのは、不親切ですね。
道路沿いに、戻りましたが、実際は15分位なのですが、感じとしては、30分くらい歩いたところに、無料駐車場
がある。そこの橋を渡って、左側に行ったところに登山口があります。
この登山道は、冷池山荘や種池山荘、新越山荘のオーナーである柏原正泰さんが、自ら切り開いた登山道な
ので、柏原新道と呼ばれるそうです。
ここで、腕時計の気圧高度計が1380 m をさしており、30m の差があることを確認。
10時30分に出発です。
道は、比較的整備されています。
道の随所に、プラステッィクの樋が埋め込まれていて、雨水で、登山路が流されないように配慮されていまし
た。
早速、お花が出迎えてくれました。オヤマリンドウでしょうか。
今回の撮影は、ソニーのコンデジDSC-HX5V です。DMC-TZ7 より、マクロ撮影の焦点が花にあうので、お花の
撮影は、こちらがいいですね。
11時過ぎ、早めの昼食です。長野駅で、幕の内弁当を買ってきていましたので、あまり、おなかが空き過ぎない
うちに食べることにしました。
登り初めて、比較的早い時期の昼食なので、ちょっと、恥ずかしい感じもしましたがーー。
こんな変な木があります。
パワーがもらえそうです。
ケルンです。
12時5分です。
種池山荘まで、4.5 km 、3時間半とありました。
途中の山道からの眺めです。蓮華岳の上にガスがかかって見えません。
17日は、全国的に晴と思ってきたのですが、当てがはずれました。
こういう赤い実がありました。タケシマランの実でしょうか?
水平岬です。(13:47) 道に色々名前をつけていてくれて楽しい。
石ベンチで一休み(13:55)
アザミ沢です。アザミが沢山咲いていました。
シシウドも咲いています。
ガラ場です。
木の橋です。
山が崩れてきています。(14:24)
↑これを見た瞬間、困ったなと思いましたが、近くに来て、ちゃんと道が付いていて安心しました。ただ、山から、
水が流れ出してきており、ちょっと大雨が降ると、崩れてきそうで心配です。
ここが、やはり、一番の要注意の場所とのことでした。
動物が上から石を落とすこともあるそうです。
富士見坂ですが、このガスでは、全く見えません。(14:36)
鉄砲坂です。 少し,坂道の勾配が険しくなってきました。(14:49)
少し、霧雨が降ってきましたので、ザックにカバーをかけましたが、雨着を着るほどではありません。
やっと、種池山荘に到着です。(15:16)
4時間46分かかっています。地図上のコースタイムが3時間50分でしたので、まずまずのペースでした。昼食休
憩30分、一時間毎に7-10分の休みを取りましたので、こんなものでしょうね。
高度計は1450m を表示していましたので、1420m が実際の高度だったのでしょう。
標高差1070m でした。
もし行けたら、冷池山荘まで行くつもりでしたが、後、2時間で行くのは無理だし、霧雨の中を歩いても面白くない
ので、冷池山荘を予約していましたが、ここで、泊まることにしました。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
おもしろいものがたくさん見れそうですね。
険しくていけない(;^_^A アセアセ・・・
by green_blue_sky (2010-10-03 12:15)
こんにちは^^
もう登ることは無理なので、こうして詳しく記して頂くと、ご一緒させて頂くようで嬉しいです。
所々に咲く美しいお花が、疲れを癒してくれますね♪
by いろは (2010-10-03 14:09)
山登りは好きなんですが、もう年なんでいけません。
皆さんの写真を見て楽しんでいます。
by mamii (2010-10-03 14:19)
荷物か重くなっても、万一の場合の食料品は欠かせませんね。
何時も思うのですが、高所にある山荘の建築費はどの位かかるのでしょうね。
by Silvermac (2010-10-03 15:08)
登山やってみたいとたまに思うんですが
根性ないので無理です^^;
by くまら (2010-10-03 17:51)
こんなに険しい道をお歩きだなんて。
すごいですネ~^^
一緒に歩いているみたいで、お写真を拝見するのが嬉しいです^^
by つなみ (2010-10-03 17:51)
わたしにはもう山に登る体力はないだろうなぁと思って見ていましたが何だかまた上ってみたくなりました。
by U3 (2010-10-03 18:25)
いつもながら、安全に細心の気配りをなさって登山なさる
テリー様のご様子に感心しています。
従って、記事も安心して拝見することが出来ます。
by 青い鳥 (2010-10-03 21:01)
冬のスキーしか知らないので、こんな景色は逆に驚きです。
by たいへー (2010-10-03 21:31)
変幻自在のテリーさんは押すのも引くのも心得ていらっしゃる・・。尊敬します!
今年はもう大きな山は諦めました!近場でチンタラ歩きます。
by OJJ (2010-10-03 22:41)
こんばんは。険しい道ですね〜〜(@_@;)
私も自分には出来ないことなので、楽しく拝見しております。
by yakko (2010-10-03 22:43)
green_blue_skyさん
ナイス&コメントありがとうございます。
いろはさん
私に山行記を楽しんでいただければ幸いです。
mamiiさん
山の写真、高山植物の写真を楽しんでいただければ、幸いです。
Silvermac さん
非常食は、大切ですね。本当に、万一の場合だけでなく、少し、おなかが空いたときの食料も合った方がいいことがわかりました。
高所の山荘の建築費ですか、ヘリコプターなんかで、資材を運ぶのでしょうが、実際に建てるのは、山中間とか、色々なケースがあるのでしょうね。すみません、よくわかりません。
くまらさん
一人で行くのは、大変かもしれませんが、最近は、ツアー旅行で、沢山来ています。女性が多く、参加しています。こういうのを利用するというのもありますね。
つなみさん
すばらしいコメントありがとうございます。
U3sさん
登って見たいという気持ちがあれば、行けると思います。この鹿島槍は、比較的、簡単なコースです。
青い鳥さん
すてきなコメントありがとうございます。
登山は、やはり、安全第一ですね。こういうもので、命を落とすのも嫌ですね。自分のペースを守る、体調が悪ければ、登るのが安全か、下りるのが安全かをよく、考えて、行動するのが大切ですね。
たいへーさん
昔は、スキー、良くやりました。腰を痛めた一つの理由は、スキーで、長時間ゆられて、脊椎骨の間隔が狭くなって、それで、神経が少し、刺激を受けて、痛みが来ているように思います。話がそれましたが、
冬山の景色と、夏山の景色は全く違いますね。
OJJさん
もう、3000m 近くの山は、すごく寒いです。天気が崩れると、冬の装備がいるでしょうね。
yakkoさん
写真では。険しく見えるかも知れませんが、それほど、険しくは、ありません。
by テリー (2010-10-03 23:27)
足を滑らせたりしなかったですか?
濡れたこういう道はすべりやすくて気を使いますよね
by 花火師 (2010-10-04 00:14)
オヤマリンドウの青に惹かれました^^
by ホタルの館 (2010-10-04 00:17)
休む間もなく、すぐに次の山に挑戦ですか。素晴らしいですね。
途中、休憩を取りながら、登っていかれるなど、
事故なく登るにはこれだけの心構えが必要なのですね。
この先が楽しみです。
by きまじめさん (2010-10-04 00:21)
テリーさんはいいなぁ~~また登山ですか♪
リンドウが綺麗、紅葉はまだのようですね、山小屋もある@@
そうですね、自分の体力に合わせたペースが一番ですね。
by せつこ (2010-10-04 07:00)
花火師さん
登りですので、速度があまり出ませんし、山靴は、2年前に買った靴が、合わなかったので、昨年、専門店で、ベテランにみてもらって購入したものですので、大丈夫でした。
ホタルの館さん
リンドウの青は、大好きです。
きまじめさん
すてきなコメント、ありがとうございます。
せつこさん
私が、登れる期間は、短いもので、天気と体調が良ければ、また、行きたいですね。
ナイス&コメントありがとうございます。
by テリー (2010-10-04 09:47)
お山グッズが増えてきて、ウキウキしてる私です。
さて、いつデビューか!
by achami (2010-10-04 15:17)
木のアールが素晴らしいですね。
by こうちゃん (2010-10-04 18:01)
achamiさん
山グッズがそろって、いよいよ、山デビューですか。achami さんらしい写真が楽しみです。
こうちゃん
木の生命力を感じますね。
by テリー (2010-10-04 18:26)
こんばんは・・・
山荘日かずくとガスって来ましたね・・・4時間46分の道程お疲れさま!
凄いのひと言!!! もう、尊敬です♪
リンドウの蕾ちゃん色鮮やかで綺麗~♪
by あら!みてたのね (2010-10-07 00:53)
あの木は凄い!
本当に何かのパワーを貰えそうです。
キリで霞んだ山荘が見えるとホッとしますね。
by 響 (2010-10-09 12:02)