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1年ぶりの尾瀬2日目、至仏山登山(7月13日撮影) その3 [山・自然]

至仏山登山の最終回です。

1時間くらい前から風が、強くなり、時として、荷物ごと、持って行かれそうになっています。
12時を過ぎましたが、高度差100m以内と思われる付近の岩陰で、5-6人の大学生と思われる男女のグループが、いくつかのバーナーで、ラーメンを作っていました。
これ以上、登って、頂上付近に行っても、風をしのぐ場所は、なさそうですし、自分もここで、昼食を食べようかとも、思いました。山小屋で、おにぎりの弁当を作ってくれていましたので、本当は、ここで、食べるのが正解だったと思います。
ただ、朝食で、ご飯2杯食べていましたし、食欲がないときに、おにぎりを食べるのも、つらいのですが、食べられるときに、何かをお腹に入れておくのも大事ですので、非常食のフィッシュ・ソーセージを食べて、出発。
防水カメラで、所々で、撮影しながら、頂上を目指します。(まだ、この時点では、肉体的にも、精神的にも余裕があったのでしょうね。)


5-01 ミネウスユキソウ







5-02 雨に濡れたタカネバラ







5-03 ハクサンイチゲ





頂上に着く前に、ベンチの休憩所か展望所かわかりませんが、そこで、ひと休み。
そこで、休んでいた人が、晴れていれば、ここから、富士山も見えるんですが、――と言っていましたが、――。

自分の腕時計の高度計で、2200m を越えた感じのところで、頂上の標識が出てきました。

やっと、到着です。

風も強いし、雨も降っていますので、頂上で、記念撮影して、すぐに出発です。
そこにいた人に、撮影してもらいました。(13:30)






5-04 ハクサンシャクナゲ(以下2枚)


























岩陰で、風がしのげるところで、ベビーチーズを二片、食べました。少し、固くなっていましたので、かんで、水と一緒に飲み込む感じ。

小一時間歩いたのに、小至仏山の頂上に着きません。通り過ぎたのかなと思って、こういう時、スマホのアプリの山と高原の地図が便利です。
これで見ると、まだ、小至仏山に到着していません。風が強く、慎重に歩いているのか、自分では、早く、歩いているつもりでしたが、全然進んでいませんでした。
結局、35分のCTの距離を1時間位かかりました。

5-05 ハクサンシャクナゲ













小至仏山をやっと通過して、下りの道に入り、木の階段に入っていきます。






木の階段の横に、雪が残っています。












木の階段の直前に、通行止めのロープが、解除されたばかりの感じで、解かれたロープがそのままの状態になっていました。
階段でない道もありました。前の時は、この階段は、通らなかった気がします。

まあ、階段の方が、効率的に、降りれますが、足、膝に来ることがあります。

階段も、斜めになっているところもあり、慎重に下りました。
ハクサンイチゲの群生、イワカガミなど、沢山お花が今まで以上に綺麗に咲いていましたが、この辺りからは、記憶にとどめておくだけでした。精神的、体力的に余裕がなくなっています。

35分のところ、1時間近くかかったので、5時10分の最後のシャトルバスが、気になって来ていました。

沢山、木の階段を下りて、多少気の緩みがあったのでしょうか、右足がつるり。
下りは、膝を痛めないように、ダブルストックで、降りていましたので、滑った瞬間に、ストックで、体重を支えて、大事に至りませんでした。下手をすると、階段の隙間に、足を落として、骨折をしていたかもしれません。

下山中、蛇紋岩の石で、滑りそうになった場面もありました。

途中の道では、写真は、撮りませんでした。

さすがに、疲れたのかもしれません。

やっと、鳩待峠登山口に到着です。(16:39)






下山途中で、変わったものを見かけました。
一つは、野球ボールよりも少し、大きめの茶色のボール状の動物です。
尻尾がなかった感じでしたので、ネズミやモグラではないと思います。
一瞬で、木道の下に逃げ込みましたので、細かなところは、わかりません。

もう一つは、大きな灰色の毛虫のような生き物ですが、毛虫のようにのろのろではなく、早い速度で、移動します。あっという間に、草むらの中に入ってしまい、写真も何も撮れませんでした。







同じシャトルバスに乗った男女5人のグループで、男性が裸足で、至仏山から下りてきました。
女性の靴があわずに、痛くなって、男性の靴を借りたそうです。男性は、裸足で、降りてきたとのこと。裸足で、よく、下山できたものです。

戸倉スキー場の駐車場まで、シャトルバスで、送ってもらい、そこから、第一駐車場前の日帰り温泉の尾瀬ぶらり館に行ったら、午後5時45分でしたが、6時までということで、断られ、夜9時まで営業している日帰り温泉を紹介されました。
寄居山温泉ほっこりの湯です。片品村の役場の近くにあります。
メイン通りから、1本入った場所にあるため、よくわからず、近くのお店で聞いたら、親切に教えてくれた上、10%の割引券もくれました。550円の10%引きです。






洗い場も6つと多く、きれいな温泉でしたので、気に入りました。
露天風呂はありませんが、窓が大きく、庭のお花を見ながら、お湯にゆっくり入れます。

近くで咲いていたお花です。
















温泉で、1時間ばかり、ゆっくりしてから、自宅へ出発。(19:14)
沼田ICで、関越自動車道路に入り、時間も8時近くでしたので、赤城高原SAで、夕食。

昼食のお握りセットは、食べませんでしたが、これを、夕食に食べる気にもならず、レストランへ入りました。
山登りした後は、トンカツです。
上州麦豚のロースカツ膳です。





衣が、パリッとした感じでしたので、すごく、おいしかった。

日帰り温泉に入らないときは、リラックスのために、ノンアルコールビールを飲みますが、この日は、温泉でゆっくりし、その後、冷たい飲み物を十分に飲みましたので、ノンアルコールビールはなしです。


今回、2回、滑ってひやりとしましたが、登山靴のゴム底を調べたら、結構摩耗していました。
5年で、ゴム底を交換するか、新しい靴に更新しなさいと言われていますが、購入してから丁度5年位経っています。(この時点では、購入して7年と思っていましたが、良く調べたら、5年でした。)
2回も、ひやりとしましたので、靴底を交換しようと、登山用具専門店に問い合わせたら、一ケ月かかるとのことでしたので、とりあえず、新しい登山靴を購入しました。
新しい靴で、お試しの山歩きをして、問題がなければ、古い靴の底を交換しようかと思います。

2日目の軌跡は




梅雨明けした途端に、暑い日が続きますね。
相方の回復は、順調です。来週前半には、退院できそうです。


テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/




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コメント 15

Baldhead1010

ガスや雨の山行きも何もなければいい思い出になります。
by Baldhead1010 (2014-07-28 04:37) 

京男

おはようございます。
シャクナゲのまわりのグリーンがとても綺麗ですね。
山は気をつけないといけませんね。油断大敵。
by 京男 (2014-07-28 06:22) 

yakko

こんにちは。
悪天候で大変でしたね。それでもいろんな花に会えてホッとされたでしょう !
by yakko (2014-07-28 16:26) 

silverag

まだ雪が残っているんですね
下界の猛暑とは大違いですね

by silverag (2014-07-28 16:43) 

テリー

Baldhead1010さん
その通りですね。足慣らしではなく、修行の感じでしたね。
これも、いい想い出ですね。

京男さん
綺麗なお花とフレッシュな緑がきれいでしたね。
山は、特に、下りが危険ですね。滑っても、ある程度対処できるような心構えで、歩いています。

yakkoさん
雨も嫌ですが、大風も、困りますね。
お花は、良かったです。

silverag さん
今年は、何処の山も2月頃の大雪で、残雪が多いので、気をつけないといけませんね。
by テリー (2014-07-28 21:04) 

Silvermac

尾瀬には一度行きたかったですね。
by Silvermac (2014-07-29 05:50) 

OJJ

雨での至仏山、厳しそうですね~登りは頑張っても下りの階段が堪えそうです。
ましてや、雪が残ってとなると・・。袋田のご住職は好天気の写真なので受ける山の印象がずいぶん違いますね・・。
雨中とは言いながら頂上での写真は満足いったゾイとの表情~と見えますが!
by OJJ (2014-07-29 10:01) 

テリー

Silvermacさん
ナイス&コメントありがとうございます。

OJJさん
天気が違うと、難易度も変わってきますね。雪は、かなり、残っていますが、実際に歩く道、階段、木道には、ありません。
ただ、階段が、少し、傾いて、怖いところがあります。
ここの階段は、意外と、歩きやすかったです。濡れていたこともあり、滑って危ない場面もありましたが、-。
雨、強風の中で、2228m の頂上に立てば、満足ですね。眺望は、全くありませんでしたが、--。


by テリー (2014-07-29 11:32) 

mimimomo

こんにちは^^
蛇紋岩も板も濡れるといよいよ滑りますね。大事に至らなくて何よりでした。
お花があったのが慰めでしたね^^v
by mimimomo (2014-07-29 11:39) 

achami

至仏山へ、また行きたくなりました。
でもきっと「どうして来ちゃったんだろう・・」って言ってしまうかもです(^^;;
下りは気をつけていても、ふと気が抜けちゃうんですよね。
そんな時に、必ず滑ります(><)
by achami (2014-07-29 12:38) 

くまら

裸足で下山する人が??
事前の準備って大切ですね・・・
by くまら (2014-07-29 13:40) 

おど

生憎の天気でしたね。 温泉に浸かり、ホット一息と言ったところでしょうか? しかし、さすがに尾瀬、雨でも花は一杯で飽きさせません。
by おど (2014-07-29 20:16) 

テリー

mimimomoさん
蛇紋岩、板、良く滑りますね。
靴底の摩耗も関係していたようです。登山靴も購入してから、5年たちますので、とりあえず、新しい登山靴を
購入しました。

achami さん
沢山のお花に会えれば、「どうして来ちゃったんだろう」と言うことはないと思いますよ。

くまらさん
裸足で、下山している人がいて、びっくりしました。
良く聞いてみると、女性の靴があわなくて、足が痛くなり、男性の靴を借りたそうです。男性は、裸足で、降りてきたというもの。
ちなみに、男性は、外国人でした。(多分、アメリカ人)

おどさん
そうですね。温泉で、1時間ばかり、ゆっくりしました。

お花が咲いていましたので、雨でもOKです。


by テリー (2014-07-29 23:45) 

Jetstream

無事の下山何よりでした。 登山靴のソールは摩耗したら交換か新規に買うのがいいでしょう。 安心感が違います。
交互に履かれると長持ちするとおもいますが、硬化がすすんだらダメでしょうね。 トンカツがお好きなようですね。 パワー回復? !(^^)!
by Jetstream (2014-07-29 23:53) 

テリー

Jetstream さん
登山靴の靴底は、5年で交換するか、新しい靴に更新しなさいと言われていますが、丁度5年目でした。
新しい登山靴を買いましたので、古い靴のソールも、時期を見て、交換しようかと思います。
確かに、硬化の問題やソールの剥がれの問題があり、5年を超えて、長く使うのは、安心できなくなるでしょうね。


by テリー (2014-07-31 00:01) 

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