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ロシア旅行記 No48 モスクワ観光その3 コーメンスコエ(2015年9月3日撮影) [ロシア旅行]

コローメンスコエは、モスクワの南15km 位の所、モスクワ川沿いに345ヘクタールに渡って広がる自然公園。
14-17世紀の教会や木造建築が建っています。



コローメンスコエの場所は、ここです。

https://www.google.co.jp/maps/place/Kolomenskoye/@55.7144071,37.5917431,12.19z/data=!4m2!3m1!1s0x414ab456ae4f1ff1:0x68d19c2456afb68d







赤の広場からのバス移動の動画は、こちらです。
危うく事故が起きるハプニングがありました。
途中で、急に人が、バスの前に出てきて、バスは、急ブレーキ。
バスは、そのまま、動きましたので、急に現れた人は、大丈夫だったと思いますが、ツアー客の一人が、前の席の背の手摺りに目をぶつけて、危うく大けがをするところでした。
ちなみに、その人は、シートベルトをしていませんでした。
シートベルトがあるバスは、しておいた方が、無難ですね。

https://youtu.be/_uKWv3DcLp0






入り口付近

園内は、広いので、こういう乗り物も用意されています。







まずは、動画をご覧ください。

https://youtu.be/cs21ANdsAB8










No48






1667年に、アレクセイ・ミハイロヴィッチの木造離宮が建設された。
7つの木造建築と石造りの教会を回廊で、結んでいた。
木造建築は、釘を一本も使用していないことから、世界の8つめの不思議と言われた。
宮廷が、老朽化したこと、さらに、宮廷がサンクトペテルブルクに移ったことから、次第にこの宮殿は、顧みられなくなり、1768年にエカテリーナ2世によって、解体された。
復元工事も、検討されている模様。





聖母マリアの教会
ピョートル大帝の父親が、1657年に建てました。

















ピョートル大帝のログハウス
ピョートル大帝が幼少の頃過ごしたログハスです。
中は、博物館になっている。
説明は、動画にあります。











樹齢500年の樫の木
日本では、神社に樹齢500年の木は、あちこちあると、思いますが、ロシアでは、珍しいようで、木の王様となっています。






女性の彫像。
この辺りの土地に、2000年以上前に、フィンランド系の人たちが、住んでいた跡が発見されている。
彫像自体は、ここで、発見されたものではないが、フィンランド系の人が住んでいたということを示すために、この彫像が置かれているそうです。
ロシアの幾つかの場所で、フィンランド系の民族が住んでいたとそうで、最後にマーという地名は、その名残だそうです。
彫像は、本物か、コピーかは、説明はありませんでした。











前門(龍宮の正門)の一部が見えています。







ここからは、動画コローメンスコエ観光その2を、まずご覧ください。

https://youtu.be/Rs8FPFEe_u8




聖ヨハネ教会が見えます。








ヴェズネセニエ教会(主の昇天教会)。
ロケットのような形をしています。
当時は、ロケットというものはしられていなかったはずですが、イエスを宇宙に運ぶロケットのような形をしています。
この形は、モスクワの聖ワシリー寺院の本館と同じ形です。
ワシリー帝は、最初の奥さんとは、子供ができなかったために、奥さんを女子修道院に送り、離婚しました。その奥さんは、9ヶ月後に、子供を産みます。
二人目の奥さんとも、子供ができないために、子供ができるようにと、1528年から教会を造って、お願いしました。1530年にイワン雷帝が生まれました。1532年に教会は完成します。イワン雷帝は、そのことを知っていますので、よく、ここに、遊びに来たそうです。
そして、タタール人との戦いに勝って、その記念に、聖ワシリー寺院を建てるときに、真ん中の本館は、この教会の形をまねて、造らせたそうです。
150年後、ピョートル大帝が、首都をサンクトペテルブルクに移しますが、大きな宗教的儀式は、モスクワの教会で行われました。夏のバカンスには、ここに滞在したそうです。
エカテリーナ2世は、この建物が気に入らず、新たに、宮殿を造ろうとしました。
それは、もう一つ同じ形の教会を造り、その間に宮殿を造るというもので、土台だけが完成したところで、計画は中断されました。別の愛人が住む村に宮殿を造り、そちらを先に完成させました。完成後まもなく、エカテリーナ2世が亡くなったために、こちらの宮殿は、土台だけで、中断されました。
大きな原っぱに、教会と鐘楼だけあるというのも、少し、寂しい感じですね。











鐘楼
















ヴェズネセニエ教会(左)と前門(右)











前門(龍宮の正門)











入り口に戻ってきました。






雀が、沢山、いました。






リンゴ園です。






リンゴが沢山なっています。






こんな大きさです。







昼食のレストランに向かいました。

昼食です。

















デザート







テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/


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コメント 13

ソニックマイヅル

おはようございます。スケールの大きさを感じる教会ですね。また食文化にも興味津々です。スズメは日本だけかと思っていましたがワールドワイドだったんですね。^^;
by ソニックマイヅル (2016-02-02 09:12) 

旅爺さん

いろんな建物や景色に美味しいものも戴いて想い出一杯でしたね。
爺も郊外には行きましたがここには行きませんでした。
by 旅爺さん (2016-02-02 09:35) 

京男

おはようございます。
バスのシートベルト大切ですね。
油断は禁物、交差点や地下鉄を待つとき、立ち位置を慎重にしています。
いやな時代です。
by 京男 (2016-02-02 09:53) 

くまら

建物の形が独特ですね
by くまら (2016-02-02 10:54) 

ころくま

日本でも海外でもバスが安心な乗り物じゃなくなってしまいますね。
by ころくま (2016-02-02 12:37) 

okko

キューバでは、ベルトを締めるまで発車しませんでした。
釘を使わない建築物、日本にもいくつかあるそうな、昔の人はスゴイ!
by okko (2016-02-02 14:46) 

美美

教会にも色々な建物がありますね。
郊外にあるだけあって広々とした土地斗建物が素敵ですね(^^
by 美美 (2016-02-02 17:30) 

kuwachan

昨年参加したツアーでは必ずシートベルトをするように言われました。
以前座席から落ちて怪我をされた方がいらしたとか。バスも必ずした方がいいですね。
by kuwachan (2016-02-02 19:39) 

nousagi

やっぱりシートベルトは大事ですね。
万が一のとき、違いますね。
by nousagi (2016-02-02 19:51) 

テリー

ソニックマイヅルさん
この場所は、広いです。
ここに、古い木造建築を移築する話もあるそうです。

旅爺さん
そうですね。モスクワの少ない観光時間で、ここが適切かどうかは、異論があるかもしれません。
ここの見物で、結構歩きました。

京男 さん
シートベルトは、やはり、大切ですね。
車に、乗らない人は、交差点などで、立ち止まっているときも、あぶない場所に止まっている人も結構いますね。
油断しないことは、特に海外旅行では、大事ですね。

くまらさん
はい、面白い形をしていますね。

ころくまさん
日本の場合と、海外の場合とは、バックグランドが違いますが、いずれにせよ、油断ができませんね。

okkoさん
そうなんですね。
釘を使わない建築は、すごいと、思います。
バスのシートベルトは、ついていれば、きちんと締めていた方がいいと思いますが、カナダでは、シートベルトは
義務化されていないので、バスについていないケースも良くあります。昨年10月に行ったときは、バスにシートベルトは、ありませんでした。

美美さん
ここは、少し、広すぎるくらいの土地に、たっていました。
見物用の乗り物もあったようですが、残念ながら、利用しませんでした。

kuwachanさん
バスにシートベルトがついているときは、締めた方がいいですね。
ウツウトしているときに、急ブレーキをかけられると、大変危険ですね。

nousagiさん
私は、できるだけ、シートベルトをするように、心がけています。
わずかなことで、大けがが防げますよね。

by テリー (2016-02-02 21:11) 

viviane

どうしてでしょう・・ロシアでは樹が枯れてしまうのでしょうか・・
我が家の庭の桜の木は樹齢4~500年らしいです(^_-)
by viviane (2016-02-02 21:47) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

ご訪問とniceありがとうございます。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-02-02 22:57) 

ちゃーちゃん

とても興味深く、新鮮な気持ちで読ませて頂きました。流石に大きく歴史の有る国ですね。
by ちゃーちゃん (2016-02-03 03:40) 

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