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No24ベトナム・カンボジア旅行記2018年 アンコールトム観光 その2;バイヨン(3月22日撮影) [ベトナム・カンボジア旅行]

アンコールトム、バイヨン観光です。

バイヨンをGoogle Map の航空写真モードで、出すと、こんな感じです。

4-0-バイヨン航空写真





まずは、動画をご覧ください。
現地ガイドさんの説明が入っています。

https://youtu.be/jPkR4wVGjzw



12世紀後半から13世紀にかけて、ジャヤヴァルマン7世から8世まで、3人の国王によって、建設され、増設されました。ジャヤヴァルマン7世は、アンコールワットを凌ぐ王朝第一の最高傑作を目指したといわれています。建設当初は、仏教寺院として建てられましたが、ジャヤヴァルマン8世即位以降は、ヒンズー教寺院となりました。

以下に写真の一部を載せますが、写真がたくさんありますので、スライド風、纏めてみました。

https://youtu.be/K1w0NPo6WU4




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狛犬のような彫像が立っています。

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拡大してみると、日本の狛犬の雰囲気です。

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観世音菩薩の顔がついている塔は、49あり、顔は、196あります。
顔の一つ一つ、違っていて、同じ顔は、ありません。

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第一回廊のレリーフ。
このレリーフの上には、屋根があったそうですが、劣化で、脱落し、修復できないほどに破損したとのこと。
下のレリーフを理解するには、アンコール(クメール)王朝の歴史を、少し理解しておく必要がありますので、少し、おさらいをしておきます。

802年にジャヤヴァルマン1世が分裂していた国内を統一し、クメール(アンコール)王朝を開いた。
このとき王都はロリュオスに定められたが、続くヤショーヴァルマン1世はアンコールの地に遷都をした。
1177年、隣国で勢力をつけてきたチャンバ王国にアンコールの地が占領されてしまうものの、勢力を回復し、1181年に即位したジャヤーヴァルマン7世は逆にチャンバ王国に侵攻し1199年これを陥落させている。
これよりクメール王朝最大の繁栄を迎える。
1219年にジャヤーヴァルマン7世が死ぬと、クメール王朝は次第に国力が衰退し、1431年にアユタヤ王朝にアンコールの地は占領されるが、クメール王朝は、アユタヤ王朝の勢力を追い払う。
その後も、アユタヤ王朝との争いがあり、アンコールの地は放棄され首都をプノンペンに移した。

チャンバ、クメール王朝の位置は次の通り。チャンバ国は、4世紀から16世紀に現在のベトナム中部から、南部にかけて支配していたチャム族の王朝。アンコール王朝と同様に、インドの影響を受け、国家が発展した。







チャンバ軍との戦いに向かうクメール軍です。
カンボジア人の兵士です。
カンボジア人の兵士は、鎧は身につけず、縄を見につけています。
戦いの前に、お寺で、祈願してもらったものです。

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次の2枚の写真は、中国人の傭兵です。
彼らは、鎧、靴、兜/帽子を身につけています。

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第二回廊へ

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上部テラスと第一回廊の間に、第二回廊があり、沢山の小部屋が回廊で、結ばれています。

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第二回廊のレリーフです。

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観世恩菩薩の顔の像。
探してみると、有名人に似ていたり、あるいは、自分に似ている顔もあります。

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美しいデバターその1

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観世音菩薩の5つの顔が見えます。

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こちらは、観世音菩薩の顔が6つないしは7つ見えます。

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ここは、撮影ポイントですので、ガイドさんが、一番いい場所で、撮影してくれました。

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アプサラダンスのレリーフ

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アプサラダンスのレリーフ

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美しいデバターその2

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アプサラダンスのレリーフ

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バイヨンの第一回廊に戻ってきました。

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アンコールトム内の次の遺跡へ、歩いて移動しますが、それは、次回以降です。

後で、ガイドブックを見たら、レリーフは、色々あるというのが、わかりましたが、そういうのを見ようと思うと、事前にしっかり、勉強しておいて、この場所で、これを見るというのを、見当をつけえとかないと無理ですね。
今回は、現地ガイドさんは、カンボジア遺跡のほんのイントロだけですという感じでしたので、興味のある方は、二度行かないと詳しく見るのは、無理なようです。


W杯サッカー決勝トーナメントで、日本は、ベルギーに対して、がんばりましたね。2点を取ったときは、もしかしたら、勝てるのでは、と期待しましたが、さすが、ベルギーの反撃はすごいですね。最後まで、勝てるのでは、と期待を持たせてくれました。
おもしろい試合でした。



テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/


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kuwachan

息を呑むような細かなレリーフが施されていますね。
数の多さにも驚きました。素晴らしいですね。
by kuwachan (2018-07-03 17:49) 

ma2ma2

菩薩とか仏教の遺跡なのですね!
石像の顔が独特ですね(^^)
by ma2ma2 (2018-07-03 18:10) 

green_blue_sky

遺跡、迫力がありますね~
ベルギー戦、2対0になった時は勝利を思いましたが、そのあとのすさまじい反撃にあいましたが、日本の頑張り、感動しました。
by green_blue_sky (2018-07-03 19:39) 

g_g

それにしてももの凄いレリーフですね
。見ていたら切りが無いようですね
by g_g (2018-07-03 20:17) 

夏炉冬扇

規模壮大です。
歴史も古い。
南無阿弥陀仏2
by 夏炉冬扇 (2018-07-03 20:51) 

テリー

kuwachanさん
ここだけでなく、アンコールの遺跡は、たくさんレリーフがあります。
特に、後で、紹介しますが、バンテアイ・スレイの遺跡のレリーフが、ものすごく、繊細で、美しいです。

ma2ma2さん
ここは、最初は、仏教の寺院として、建てられましたが、二人目の王が、ヒンズー教に切り替え、多くの仏像が、破壊されました。
菩薩の顔が、残ったのは、幸いです。

green_blue_skyさん
はい、私も、早朝、録画を見ましたが、感動しました。

g_g さん
本当に、たくさんのレリーフがありますね。
ナイス、コメント、ありがとうございます。

夏炉冬扇さん
ナイス、コメント、ありがとうございます。

by テリー (2018-07-03 21:45) 

京男

おはようございます。
事前に勉強しないと本当の面白さがわかりませんね。
京都なんかもそうかも。
by 京男 (2018-07-04 09:20) 

テリー

京男さん
そうなんですね。こういう歴史のある遺跡は、できるだけ、勉強しておいた方が、面白いですね。
by テリー (2018-07-04 14:04) 

OJJ

観世音菩薩の顔の像、良いアングルです。素晴らしいですね~
カメラを持ったテリーさんの写真も良いですね~一寸似ているって言われませんでした? 踊るデバダーもう一度作品にしてみようかな・・
by OJJ (2018-07-04 14:33) 

viviane

blogって振り返って記事を作る事で、その場所場所を学習する事が出来る特権を持っていますね
私ももう一度、ここへは行きたいです
オレンジ色の袈裟を着たお坊さんがとても似合う景色ですね
by viviane (2018-07-04 17:10) 

旅爺さん

レリーフを見てると当時の様相が分りますね。
何時も写真でしか見てないので是非行って見たいです。
by 旅爺さん (2018-07-04 17:37) 

テリー

OJJさん
現地ガイドさんは、写真が、大好きで、どこが、撮影するのに、いいポイントか、よく知っていました。
彼の撮影アングルは、いいです。
観世音菩薩像の顔は、私に似ている箇所もあるような気がします。

vivianeさん
仰る通りですね。
ブログで、記事を作るときは、不正確な部分は、現地ガイドの説明を、動画で、確認したり、ガイドブックや、ネットで、確認して、作成しています。
自分の頭も、整理されますね。
viviane さんは、30年前にここに、行かれたとのことですが、30年前とは、修復されたところも、たくさんあり、行く価値はあると思います。

旅爺さん
まだ、行かれていないなら、是非、行かれると、いいと思います。


by テリー (2018-07-04 20:35) 

yakko

こんばんは。
全てが圧巻ですね〜!(◎_◎;)
by yakko (2018-07-04 21:09) 

hatumi30331

石像ですね
by hatumi30331 (2018-07-04 23:19) 

hatumi30331

私も、一緒に撮りたくなります。(*^^*)
by hatumi30331 (2018-07-04 23:19) 

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