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アメリカ東部旅行No34ワシントン観光; 国立自然史博物館その5(7/2 撮影) [アメリカ東部旅行]

国立自然史博物館見学の続きです。

場所は、ここです。



今回は、古代エジプトで、なぜ、ミイラが作られるようになったかというお話です。
(1)伝説に寄れば、オシリス王は、民に、小麦の作り方やワインの作り方を教え、法律を作り広めることによって、民の絶大な支持を得ていたが、それをねたんだ弟のセトにより、殺され、ばらばらにされた。妻であり、妹のイシスとアヌビスによって、魚に食べられた男根以外は、拾い集められて、冥界の王として、復活する。
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(2)ミイラの墓は、死んだ人に、来征への橋渡しを提供する物です。
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(3)
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(4)ミイラは、科学的に、調査されています。
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(5)来世への道
Tenthhonsu に木の神が食べ物と飲み物を与え、アヌビスが、Tenthhonsuの心が、正直かどうかチェックします。心が正直であれば、復活することが出来ます。Tenthhonsu は、テストに合格します。
トト神とマート神は、Tenthhonsu を導いていきます。
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(6)
ホルスは、オシリス、イシス、ネプティウスにTenthhonsuが、テストに合格した旨、伝えます。
もし、このテストに合格しないと、モンスターのアミットが、Tenthhonsuを破壊します。
沈む大陽が、空の女神ナットの口の中にはいり、転生に向かって、ナットの身体の中を旅します。
Tenthhonsuは、雄羊の修理人に感謝する。
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(7)棺です。
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(8)棺の解読
Tenthhonsu の棺は、彼女が、あの世に、無事、行けるように、配慮されています。

棺の内側は、Tenthhonsuの魂が、あの世から再生することを示しています。

棺の外側は、Tenthhonsu を包んで、旅の知識を与え、また、保護しています。

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(9)棺の床面には、
オシリス(冥界の王)、后のイシス、ネプティスが描かれている。その下に、ウサギの耳を持ったあの世の神々が並んでいる。
翼をもった后のイシスが、死の世界に来た彼女を受け入れ、抱きしめる。翼のある魂、翼のスカラブ(昆虫)、日の出の神が、ミイラが生きている魂へと転生するのを表しています。
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(10)棺の左側の壁には、冥界の人達、大陽の守護者。死者の内蔵を守る4人の神、最初のミイラの処理を行ったアヌビス、最初のミイラが描かれている。最初のミイラは、オシリスです。新しい生命を象徴するブーケをTenthhonsu が、オシリスに渡そうとしています。
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(11)棺の右側の壁には、オシリスを安定の象徴、柱として、描かれている、そして、ばらばらにされた王の死体を探した妹の死す、ネプティウスがトリノ形で、描かれている。さらに、死者の内蔵を守っている4人の神と埋葬地を象徴する5人目の神が、描かれている。そして、神々の中に、Tenthhonsu も描かれている。
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(12)神のような牛
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(14)
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(15)
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(16)動物のミイラは、神への贈り物
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(17)
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(18)
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(19)
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(20)復活への道
棺の右側の壁に、死者の国にはいるTenthhonsuとその魂を牛の姿で、迎える女神ハソー
が描かれている。
更に、雄羊の頭をした太陽神アツムが、蛇の上に乗って、抑えつけている。

Tenthhonsu と魂は、神に贈り物を捧げる。

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(21)
オシリス、イシス、ネプティウスは、鳥のミイラの贈り物を受け取る。
Tenthhonsu は、冥界を離れた後、転生し、新しい命と姿を得る。

オシリスは、冥界の王冠を得る。後には、イシスが立っている。
息子のホルスは、地上の王になる。

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(22)
大陽のハヤブサの神ホルス、翼をもった女神、そしてコブラが、Tenthhonsu を祝福します。
イシスは、Tenthhonsuが、永遠の生命を得て、転生できたことを祝福します。

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(23)棺の中の写真です。
翼をもった女神

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(24)
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(25)棺の外側の写真です。
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(26)
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ワールドカップ・ラグビーで、日本がスコットランドを破った試合、再放送が色々されています。もう一度見ても、よく勝ったなーって、感動します。次の試合は、南アフリカとの試合です。
南アフリカの試合も放送されていて、すでに、8強への進出が決まっていますので、主力選手を温存し、控えの選手が中心というのですが、圧倒的な強さをもって、勝っていました。
夢よ、もう一度で、日本チームに勝って欲しいですね。

台風19号の被害状況を各局が、繰り返し、流しています。
20の河川で、29カ所の決壊が、あったそうです。
風も、強かったと思いますが、雨の被害が凄かったですね。
ちなみに、民主党政権時代に、「コンクリートから人へ」ということで、一度は、中止となった八ッ場ダムが、丁度完成し、試験運用状態からいきなり本番での貯水で、台風19号の大雨を受け止めて、利根川水系を守ったのは、すごいですね。



テリーの部屋 Part 1 はこちらです。https://terry658.blog.so-net.ne.jp/

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夏炉冬扇

伝説のお話は「コワイ」ですね。
もとはといえば、エジプトのものでしょうが…
by 夏炉冬扇 (2019-10-15 07:19) 

たいへー

私が死んだら、たぶんしっかり焼いてくれるでしょうから、
ツボの中ですね。^^;
by たいへー (2019-10-15 10:21) 

くまら

こういうお話大好きです
by くまら (2019-10-15 10:40) 

viviane

雨の被害大変ですね
新幹線の車両が何基も水浸しになっていて驚いています
by viviane (2019-10-15 11:24) 

okko

エジプトの博物館に入場して見物していた時、まだ3歳だった息子が恐いと泣きだして、早々に退散した半世紀近く前を思い出しました。

屋根の青いシートがまだ痛々しいですね~。
by okko (2019-10-15 15:34) 

YAP

大きな博物館だと、大規模で見応えのあるミイラの展示は定番ですね。
大英博物館にもかなりありました。
by YAP (2019-10-15 19:26) 

テリー

夏炉冬扇さん
あの世に行って、冥界の王様に、現世の行いで、復活できるか決められますので、信じている人は、よい行いをするのでしょうね。

たいへーさん
仏教でも、地獄はありますね。

くまら さん
はい、私も、こういう話は、好きです。

viviane さん
新幹線の車両の水没の被害は、360億円だそうです。

okkoさん
3才のお子さんには、ちょっと、判らないかもしれませんね。

YAPさん
はい、大きな博物館には、ミイラやお棺がありますね。日本の博物館にも、分けて欲しいです。


by テリー (2019-10-15 23:04) 

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