トルコ旅行記 第１０回：カッパドキア カイマクルの地下都市（旅行3日目）

さて、今日は、カッパドキア、カイマクルの地下都市です。
ここは1960年代に偶然に発見されました。
起源は、はっきりしないようですが、紀元前400年頃に作られ始めたようです。
キリスト教徒が6-7世紀頃ここに隠れて信仰したとも言われています。
地下50メートル、地下10階まであり、現在地下4階まで公開されています。
敵が攻めててきたとき、2万人から3万人、2-3ケ月避難して、隠れていることができたそうです。

カイマクル地下都市への入り口です。






これが、洞穴への入り口です。すぐ入ったところにロバを飼っていたそうです。
これは、ソニー最新鋭のコンデジDSC-HX5V で撮影したものです。





これで、撮影するとGPS データが記録され、地図上どこで、撮影したか、カメラの向きまで、地図上に示されます。なんという優れものでしょうね。昨年、VAIO のPC を買ったときに、ポイントがもらえて、それで、GPS 記録計を買いましたが、この記録計より、はるかに、便利です。



↑赤いポイントが撮影場所で、点線で囲まれた真ん中の方向がカメラの方向です。
中は、結構広いです。



↑右側が下りの道、左側が登り（出る人）の道です。

中には、礼拝場もあり、壁に十字が刻まれています。





敵の侵入を防ぐために、所々に石の扉が設置されています。



↑重さは500-600キロですが、一人で簡単に動かせますが、敵が来て扉を閉めると、ロックで、動かないようにします。

この部屋では、ワインが作られたそうです。




ワインは、キリストの血ですから、礼拝場には必須の物なんでしょうね。

下への通路です。かなり狭いです







更に下に行きます。





地下4階への道です。ここが一番狭く、デジイチ2台、ビデオカメラ一台もってイルミとしては、大変でした。
ビデオカメラの画角では、狭すぎるので、ソニーのコンデジDSC-HX5V で動画を撮影しましたが、ちょっと、暗いところでは、ビデオカメラHDC-TM300 ほど、良くは、ありませんでした。
とはいいつつ、あまりに狭くて、コンデジの動画撮影とデジイチでの写真撮影の両方は無理でしたので、コンデジの動画から静止画をキャプチャーした物です。













やっと地下4階の広間に出ました。意外と広いです。



↑天井の高さがわかるように、人間を入れました。

動画は、途中まで、Panasonic のビデオカメラHDC-TM300 で撮影しました。途中から、ソニーのコンデジDSC-HX5V で撮影しました。通路がいかに狭いか動画を見て頂ければよくわかります。






テリーの部屋　Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/

タグ：カッパドキア 海外旅行 カイマクル 旅行 地下都市 トルコ EOS Kiss X4 DSC-HX5V HDC-TM300 EOS 5D Mark Ⅱ

コメント 19

こんばんは＾＾
造られたのも古いし規模大きいし、
しかし昔から人間はいかに身の安全を守るかと言うことを考えながら
生活をしてきたのですね。
by mimimomo (2010-04-21 20:45) 

紀元前から、、広くて幾つも部屋があり、地下〇階と・・・
いったいどの様な道具を使って掘っていったのでしょう。
by puripuri (2010-04-21 21:41) 

こんばんは。カッパドキア、テレビで見ました〜　スゴいです。
by yakko (2010-04-21 22:02) 

カッパドキア興味あります。
掘りやすい岩かしら・・・・古くからこんな暮らしがあったのね。
紀元前から。。。。歴史を感じます。
by せつこ (2010-04-21 22:19) 

撮った方向もわかるとは、凄いです～　＼(◎o◎)／！
by ガンバルおやじ (2010-04-22 05:52) 

実際住んでみたら、どんな気持ちになるのでしょうね。
by たいへー (2010-04-22 07:41) 

mimimomoさん
その通りですね。人間は、弱い生き物ですから、身を守る、そのために、隠れると言う方法をとったのですね。ガイドさんは、この住民は、戦いを好まない民族だったと強調していました。

puripuriさん
何で掘ったのか、正確な情報ではないですが、紀元前2000年頃から紀元前1200頃まで、反映したヒッタイト帝国は、すでに、鍛造された鉄の道具を使っていたそうです。ヒッタイト帝国滅亡後、カッパドキアの近くにも、きているようですので、鉄の道具も使ったかもしれません。
洞穴は、まず建てに掘って、それから、横に掘っていったそうです。

yakkoさん
本当に、この地下都市は、びっくりします。ここだけでなく、たくさんあるようです。そして、地下都市同士、洞穴でつながって入るようです。

せつこさん
ここの岩は、掘りやすいようですね。
地下は、冬は、暖かく、夏は涼しいので、意外と快適な生活かもしれません。

たいへーさん
どんな気持ちに成るか、興味深いところですね。映画、マトリックスでは、マシーンの攻撃から逃れるために、人間が地下深く隠れて住むというのもありましたね。


by テリー (2010-04-22 09:48) 

地下50mまで構造的にも強度が必要だと思いますが
現存していると言うことは技術力も高かったのですね。
by hrd (2010-04-22 14:21) 

外は陽射しが強いんですね〜。

中は暑くなかったですか？


by achami (2010-04-22 15:18) 

こんにちは＾＾
このような素晴らしい洞窟は、見たくても出かけられない人にとってはありがたい画像ですね。
とても興味深いお写真です♪
地下都市なんて夢のよう〜〜
by いろは (2010-04-22 16:21) 

hrdさん
他聞、しっかりとした技術力を持っていたと思います。それと、昔の洞窟が無事残っているのは、このあたりは、地震があまりないというのもあるそうですす。

achamiさん
外は、3月14日ですから、10数度だったと思います。中は、寒くもなく、暑くもありませんでした。

いろは さん
ナイス＆コメントありがとうございます。

by テリー (2010-04-22 20:57) 

すごい地下ですね～！びっくりしました。
by めぎ (2010-04-23 04:31) 

一年中安定した湿度　室温なのでしょうね
ワイン蔵としてもいいでしょうね＾＾
by koo (2010-04-23 10:23) 

地下都市の穴倉で奥様と・・楽しまれたんですね。プッ
私もここに入りました。迷うと出てこられなくなると聞きました。
カッパドキアも含めて穴倉生活者は多かったんですね。
by 旅爺さん (2010-04-23 11:45) 

このGPSデータ機能はとても便利ですね。
後で写真の整理に便利です。
by ciscokid (2010-04-24 05:27) 

地震の時は大丈夫だろうか？＾＾
by Baldhead1010 (2010-04-24 06:19) 

当時の技術はすごいと感じさせられます！
GPSは撮った場所とかがわかるので便利ですね＾＾
by Lupin (2010-04-24 09:52) 

めぎさん
めぎさんの所からなら、カッパドキアは、すぐ近くでしょう。

kooさん
そうですね。ワイン貯蔵用には、いいでしょうね。

旅爺さん
地下都市、迷路みたいですね。ガイドさんがいたからいいのですが、個人旅行なら、ちょっと、怖いかも。

ciscokid さん
本当に、GPS データ付き写真は、便利です。ソフトで、Google Map の地図で、位置を示してくれるようです。

Baldhead1010さん
地震は、不思議ですが、ほとんど、ないとのことでした。地震があると、地下都市もこわれてしまうでしょうね。

Lupinさん
確かに、当時の技術は、すごいものですね。
by テリー (2010-04-24 11:39) 

カイマルク地下都市、凄いですね。
こんなに大規模だったとはしりませでした。
娘はどこをみてきたんだろ、かけらも話してくれませんでした。
HX5V、いいですね。気になっています。知人に買わせました。
GPS、今のところ使い道がありません。旅行に行く時に即買いですね。
パノラマは撮らなかったんでしょうか、気になる機能の一つです。
動画、ダウンロードさせていただいています。“260.6MB、1：45残り”と出ています。
by emu310 (2010-05-01 06:54)