ロシア旅行記 No26 エカテリーナ宮殿 その1 [ロシア旅行]
昼食の後、エカテリーナ宮殿に向かいました。
最初の宮殿は1724年にピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建設された。
宮殿の名前は、彼女の名前に由来する。
その後、女帝エリザヴェータの命により、1752年から、建築家ラストレッリの手で、バロック様式による大規模な改修が行われた。さらに、エカテリーナ2世の時代に、スコットランド人建築家チャールズ・キャメロンによって、クラシック様式での改修が行われた。
その時代、その時代、一番流行の様式で、飾られたと言うことでしょう。
エカテリーナ宮殿の外壁は、300m、青い塗装が涼やかなロシア・バロック様式の建築です。
第二次世界大戦では、レニングラードは、900日間ドイツ軍に包囲されました。
ドイツ軍は、レニングラードの一切の降伏をを認めず、補給路を断ちました。
食料が無くなり、死体から人肉を食らう凄惨な状態が常態化したそうです。なんとか、900日間持ったわけです。このときの民間人の死者は、70万人から150万人。(多数説では、110万人、日本での民間人の戦災死者数(東京大空襲、沖縄戦、広島、長崎を含む)を上回るそうです。)
このとき、エカテリーナ宮殿も、被災し、ドイツ軍に占領されましたので、琥珀の間とか、寄せ木細工の床など、疎開しなかったものは、ドイツに持ち去られました。
まだ、修復工事中ですが、公開されています。
エカテリーナ宮殿の位置は、
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%A8%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E5%AE%AE%E6%AE%BF/@59.7356948,30.2997051,10z/data=!4m2!3m1!1s0x4696216c38496ba3:0x950bc1b43408f196
バスの停車場から、歩いて行きます。
宮殿の一部が見えてきました。
入り口は、もう少しです。
入り口で、靴カバーを履いて入室。
大きな荷物の持ち込みは不可ですので、デジタル一眼レフはEOS 7D MK2+EF-s18-200F3.5-5.6 IS USM 1台とビデオカメラにしました。
ビデオカメラは、前のピョートル大帝夏の宮殿のサムソンの噴水の途中で、おかしくなり、その時から、エカテリーナ宮殿を観光しているときは、壊れたものと思っていました。従って、ビデオカメラの設定を詳しくチェックしませんでした。
エカテリーナ2世の息子のパブロと奥さんの部屋。
復元された寄せ木細工の床。
ネオクラシック様式、エカテリーナ2世の時代のもの。金の使用がそれほど、多くない。
エカテリーナ2世は、バロック様式のように、金が多いと、疲れると言うことで、少なくしたそうです。
バロック様式の部屋、エリザヴェータ1世時代。金の量が多い。
鏡で、部屋を広く見せている。
エリザヴェータ1世時代、この部屋で、ミニコンサートが開かれた。
バロック様式の特徴として、金の使用が多いほか、天井画が描かれている。
食堂です。
テーブルの形も珍しい。
バロック様式、エリザヴェータ1世時代のもの。
食器は、ウェッジウッド、マイセン、有田焼など。
食堂の暖炉(ペチカ)
暖炉は、オランダのデルフツ焼き。リザヴェータ1世時代。
暖炉の扉をあけて、木を入れて焚く。煙突は、部屋と部屋の間の壁の中にある。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
最初の宮殿は1724年にピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建設された。
宮殿の名前は、彼女の名前に由来する。
その後、女帝エリザヴェータの命により、1752年から、建築家ラストレッリの手で、バロック様式による大規模な改修が行われた。さらに、エカテリーナ2世の時代に、スコットランド人建築家チャールズ・キャメロンによって、クラシック様式での改修が行われた。
その時代、その時代、一番流行の様式で、飾られたと言うことでしょう。
エカテリーナ宮殿の外壁は、300m、青い塗装が涼やかなロシア・バロック様式の建築です。
第二次世界大戦では、レニングラードは、900日間ドイツ軍に包囲されました。
ドイツ軍は、レニングラードの一切の降伏をを認めず、補給路を断ちました。
食料が無くなり、死体から人肉を食らう凄惨な状態が常態化したそうです。なんとか、900日間持ったわけです。このときの民間人の死者は、70万人から150万人。(多数説では、110万人、日本での民間人の戦災死者数(東京大空襲、沖縄戦、広島、長崎を含む)を上回るそうです。)
このとき、エカテリーナ宮殿も、被災し、ドイツ軍に占領されましたので、琥珀の間とか、寄せ木細工の床など、疎開しなかったものは、ドイツに持ち去られました。
まだ、修復工事中ですが、公開されています。
エカテリーナ宮殿の位置は、
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%A8%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E5%AE%AE%E6%AE%BF/@59.7356948,30.2997051,10z/data=!4m2!3m1!1s0x4696216c38496ba3:0x950bc1b43408f196
バスの停車場から、歩いて行きます。
宮殿の一部が見えてきました。
入り口は、もう少しです。
入り口で、靴カバーを履いて入室。
大きな荷物の持ち込みは不可ですので、デジタル一眼レフはEOS 7D MK2+EF-s18-200F3.5-5.6 IS USM 1台とビデオカメラにしました。
ビデオカメラは、前のピョートル大帝夏の宮殿のサムソンの噴水の途中で、おかしくなり、その時から、エカテリーナ宮殿を観光しているときは、壊れたものと思っていました。従って、ビデオカメラの設定を詳しくチェックしませんでした。
エカテリーナ2世の息子のパブロと奥さんの部屋。
復元された寄せ木細工の床。
ネオクラシック様式、エカテリーナ2世の時代のもの。金の使用がそれほど、多くない。
エカテリーナ2世は、バロック様式のように、金が多いと、疲れると言うことで、少なくしたそうです。
バロック様式の部屋、エリザヴェータ1世時代。金の量が多い。
鏡で、部屋を広く見せている。
エリザヴェータ1世時代、この部屋で、ミニコンサートが開かれた。
バロック様式の特徴として、金の使用が多いほか、天井画が描かれている。
食堂です。
テーブルの形も珍しい。
バロック様式、エリザヴェータ1世時代のもの。
食器は、ウェッジウッド、マイセン、有田焼など。
食堂の暖炉(ペチカ)
暖炉は、オランダのデルフツ焼き。リザヴェータ1世時代。
暖炉の扉をあけて、木を入れて焚く。煙突は、部屋と部屋の間の壁の中にある。
テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/
立派な内装ですね。
どこから得た富でしょう。
by Baldhead1010 (2016-01-06 04:26)
おはようございます。
床の寄せ木を寝転んでゆっくり見たい気持になりますね。
テーブルの上の陶器も。
by 京男 (2016-01-06 07:05)
Baldhead1010さん
ロマノフ王朝は、農奴制を強化して、富を築き上げたようです。
当時のロシア皇帝は、世界最大の資産家で、世界の富の1割を保有していたと言われます。
日本とは、桁違いの資産なんでしょうね。
京男さん
この宮殿は、第二次大戦で、多大の被害を受けましたが、よく、ここまで、修復しました。
by テリー (2016-01-06 10:49)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
ブルーの建物に、ブルーの装飾、素晴らしいですね♪
海外でもあまり見た事がないような気がします。
by いろは (2016-01-06 12:05)
遅れましたが、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
by ナツパパ (2016-01-06 13:51)
建物の色が、パステルカラーで綺麗ですね。
こちらでした、金箔を貼ってあるって説明があったのは。
ロマノフ王朝の最後は悲惨過ぎたと思います。
by okko (2016-01-06 14:11)
いろは さん
明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしく、お願いします。
>ブルーの建物に、ブルーの装飾、素晴らしいですね♪
>海外でもあまり見た事がないような気がします。
この色が、エカテリーナの好きな色だったそうです。
独特の色ですね。
ナツパパ さん
明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしく、お願いします。
okko さん
内装に金を沢山使っていました。
>ロマノフ王朝の最後は悲惨過ぎたと思います。
パリの革命でもそうですが、革命が起きるとそれまで、権力を持っていた人や家族に怒りの矛先が向かいますね。
革命勢力が、軟禁していたニコライ2世を初め、皇后、皇太子、4人の皇女を、銃殺したそうです。
by テリー (2016-01-06 15:25)
遅れ馳せながら、新年明けましておめでとうございますm(__)m
今年も昨年同様よろしくおねがいします。
by yam (2016-01-06 18:22)
出遅れましたが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します(^^)/
海外の建物は綺麗で素晴らしいですね。
調度品も保存方法が良いのか美しいままで拝見できて良いですね。
by 美美 (2016-01-06 18:39)
内装が素晴らしいですね。
by mamii (2016-01-06 21:13)
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
ウィーンでも感じましたがこれだけの富をどの様にして集めたのかと・・・。
本年もよろしくお願いいたします。
by U3 (2016-01-06 21:28)
yamさん
今年もよろしく、お願いします。
美美さん
今年も、よろしく、お願いします。
mamii さん
ナイス&コメントありがとうございます。
U3さん
今年も、よろしく、お願いします。
by テリー (2016-01-06 22:56)
こんな所で、飯食ってて
飯食った気になるんだろうか?と思う1庶民でやんす
by くまら (2016-01-06 23:16)