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硫黄岳登山 その4 [山・自然]

台座の頭から、硫黄岳山荘に戻って、トイレに行き、硫黄岳頂上に向けて出発です。






1. 小屋近くに咲いていたオヤマノエンドウです。






硫黄岳への道から、赤岳をもう一度撮影。山荘が、小さく見えます。



これが、登ってきた道です。





そして、これから登ってゆく道です。道の横に、ケルンが立っています。






頂上からの赤岳です。

















槍・穂高です。槍の穂先が、少し、雲がかかっています。じっと見ていると透けて見えてきます。






早朝の一面の雲海は、なくなっています。

赤岳をバックに、一枚記念撮影。





この人は、これから、横岳、赤岳を縦走してゆくのでしょう。
私も左肩が治れば、縦走したいものです。





火口壁の上に人がいます。本当の硫黄岳頂上は、このあたり何でしょう。ほとんどの人は行きませんがーー。









硫黄岳頂上からの眺望です。

http://youtu.be/vYUBetum6QM



当初予定は、登ってきた夏沢峠に下りる予定でしたが、中学生のグループが、赤岩の鼻経由、オーレン小屋に下山していましたので、我々も、その道を通って、下山することにしました。





出だしが、少し、急なガレバになっています。





















数分で、抜けられますが、ちょっと、スリリングです。

こちらの道の方が、お花も、生き生きしている感じです。

2. アカモノ・ツガザクラ










3.ミヤマシオガマ










4.コイワカガミ





5.ミツバオウレン






6.オサバグサ





7.スミレです。






8.ヒオドシチョウ






赤岩の鼻に到着。









ここから、オーレン小屋への道を下りてゆきます。


9.ナナカマドのお花です。





夏沢峠からの道より、やや、急な感じです。






オーレン小屋に到着。





この日も中学生の遠足があるのか5-6人の女子中学生と一人の先生が、小屋の前のテーブルに座っていました。体調不良で硫黄岳に登れない人は、ここで、待機して、このオーレン小屋に一緒に泊まるのでしょう。


ここから、夏沢鉱泉に下ります。登ってきた道ですが、気温が高くなっていますので、やや、へばり気味です。手術後、初めての10kg前後のザックが左肩にあたり、この辺りから、左肩に痛みが来ていました。

水の流れの音が心地よい。





夏沢鉱泉到着です。





氷の小さな布がかけてあったので、てっきり氷が食べられると思って、中に入って、氷くださいというと、中の人が、氷があるか見てきますと言って。奥に入って、湯飲み茶わんに氷をいくつか入れて、これだけしかありませんがーーと言って、持ってきてくれた。
氷の勘違いでした。この氷の布は、氷で冷やしたポカリスエットの広告でした。

じゃーしょうがないので、冷たいブドウジュースを買って、一気に飲みました。暑かったので、これも、おいしかった。

ここで、トイレ(有料、100円)を借りて、出発です。ここから、20分程度ですが、途中から、アブの集団がまつわりついてきて、アームカバーの上から刺してきます。これが、ものすごい痛みです。止むなく、ストックを短くして、それを、振り回して、アブを追い払いながら、歩いてゆきます。
やっと、駐車場に到着。2時7分です。
登山靴だけを素早く、履き替えて、すぐに、ここを出発です。とりあえず、唐沢鉱泉への道の分岐まで、走ります。途中、シャクナゲが、沢山咲いていましたが、この道で、対向車が来ると、すれ違うのが大変ですので、写真は、パスです。

30分弱で、分岐に到着。
ここには、アブがいないだろうと思っていましたが、フロントガラスに、アブが飛んできます。
ここで、前夜、御坂温泉にしようと決めていましたが、1時間以上かかることがわかり、急遽、縄文の湯に変更。
口コミでは、縄文の湯は、施設は新しくて良いが、カウンターの人が良くないというのがでていました。実際は、そういうことはありませんでした。クチコミも怖いものですね。たった一人の人が、文句を言っただけなのに、本当に、悪いという印象を持ってしまいます。後で、口コミに投書しないといけませんね。





400円ですので、結果的には、御坂の湯(700円)より安くて、良かった。


ここで、昼食の冷やし中華を食べて、ゆっくり、温泉に浸って、帰りました。
都内で、少し、渋滞にあいましたが、4時間ちょっとで、無事、帰着です。

2日目の歩いた軌跡です。ただし、途中で、GPSmap62SJ がフリーズしてしまい、軌跡の記録も途中までです。




翌日は、肩のリハビリ。リハビリの担当の方に左肩が、悪くなったとは、言われませんでした。


テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/

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コメント 21

Baldhead1010

腰を痛めてる身には山の登りはきついですね^^;

これから畑仕事ですが、鍬を使っても痛みます(/_;)
by Baldhead1010 (2013-07-20 06:10) 

京男

おはようございます。
登山をした気持ちにさせていただきました。
by 京男 (2013-07-20 08:23) 

Silvermac

けっこう長距離のようですね。
by Silvermac (2013-07-20 09:28) 

okko

かなりの登山経験者でないと無理、って山ですね。

見えました、ジット見つめていたら槍の先が・・・・・
by okko (2013-07-20 10:09) 

めもてる

左肩の手術後の登山、でしたが。リハビリ兼ねてということでは無いようなところですねー。
by めもてる (2013-07-20 12:32) 

テリー

Baldhead1010 さん
私も、腰痛もちなんで、無理は出来ません。山は、下りが一番腰に来ますね。

京男さん
ナイス&コメントありがとうございます。

Silvermacさん
日帰りなら、結構な距離ですが、2日に分けていますので、楽です。

okkoさん
経験年数だけは、長いです。
じっと、見つめたら、槍の穂先が見えてきたでしょう。うっすらと写っているのです。

めもてるさん
リハビリ担当者からは、反対されるかも知れませんでしたので、内緒の山登りでした。当初は、4-5Kgの
荷物のハズだったのですが、泊まりで、10kg位になってしまいました。これは、肩には、あまり、良くなかったです。

by テリー (2013-07-20 15:16) 

kuwachan

こんばんは。
登りの方が息は上がって苦しく感じられることがありますが、
膝や腰などの負担は下りの方がずっと大きいですよね。
by kuwachan (2013-07-20 23:58) 

響

火山らしい岩肌が迫力ですね。
上に人がいるのでそのスケールにびっくりです。
by (2013-07-21 00:30) 

Inatimy

高い山に咲く花は、普段目にするものとは違っていてとっても目新しく感じます。
コイワカガミ、紙で作ったみたいで面白いです♪
by Inatimy (2013-07-21 05:47) 

achami

2日間と思えないほど、盛りだくさんの山行ですね〜。
こういう登山、してみたいです^^
by achami (2013-07-21 10:05) 

旅爺さん

雄大な山々と風景が実に素晴らしいです。
肩がどうの言ってもお元気ですね~!
by 旅爺さん (2013-07-21 13:01) 

山子路爺

イヤァ~、
いい天気ですねぇ~。

by 山子路爺 (2013-07-21 13:29) 

テリー

kuwachanさん
そうなんですねー。
特に、私のように、腰に持病を持つ身は、下りに、なるべく、膝、腰に負担をかけないように、歩いています。

響さん
硫黄岳の岩壁は、特徴がありますね。一度見ると、忘れられないインパクトがありますね。

Inatimyさん
高山植物は、厳しい環境で、花をつけていますので、すぐに、痛みやすいですね。かわいいお花をつけているのを
見ると感激しますね。

achami さん
achamiさんなら、このコースは、日帰りなんでしょうが、山頂近くで、1泊すると、光の状態が、すっかり、変わりますので
風景も、変わった感じになります。
1泊登山も楽しいですよ。私は、1000m 近くの高低差で、10kg の荷物を担いで登れる確認が出来ましたので、また、2-3泊の山歩きを
計画したいものです。

旅爺さん
なんとか、登れる間は、山登りを楽しみたいものですね。

山子路爺さん
山子路爺さんに、申し訳ないようないいお天気でした。一応、8日、9日は、晴れたり、曇ったりという天気予報を見て行ったのですが、
2日目の9日は、すばらしい天気でした。ラッキーでした。


by テリー (2013-07-21 14:05) 

ひろたん

オーレン小屋と夏沢鉱泉小屋は
正月しか見たことがなかったです。
この時期も行ってみたくなりました。
お花がとれも綺麗なので・・・
by ひろたん (2013-07-21 14:32) 

silverag

崖の上の写真
見ただけでダメです・・・ふらついて来ました^^
by silverag (2013-07-21 18:24) 

Jetstream777

なるほど、 じっと見つめると槍の穂も奥穂も涸沢カールも見えますよ。 !(^^)!
by Jetstream777 (2013-07-21 21:26) 

yakko

こんばんは。
山の写真はブログで楽しませて頂いております ! 
山野草 ヒオドシチョウ 素敵ですね(^_^)
by yakko (2013-07-21 22:38) 

テリー

ひろたんさん
さすが、ひろたんさん、冬山志向なんですね。
夏山も、高山植物のお花が咲いていて、面白いですよ。

silveragさん
このコースは、危険なところはありません。
八ヶ岳は、夏は、雷とか、道に迷うとかしない限り、また、下りで、浮石に、足を載せて、転ばない限り
そう危険はないと思います。

yakkoさん
ナイス&コメントありがとうございます。

by テリー (2013-07-21 23:15) 

deko

ひとが小さくてびっくりです!^^
肩が本調子じゃないのに、こんなところを登ってしまうって、
すごいです!
by deko (2013-07-21 23:28) 

テリー

dekoさん
途中で、肩が少し痛くなりましたので、まだ、3週間、山登りは、早かったかもしれません。そうはいっても、夏山シーズンが始まりましたので、そろそろ、いろいろと行きたくなっています。
by テリー (2013-07-22 10:36) 

ジョルノ飛曹長

いつも思うのですが、重い装備を背負ってよく登れるなー、と感心しきりです。しかも途中途中で撮影していますから凄いですね。
きっと私の体力の数千倍のキャパシティをお持ちなのかと。( ´ ▽ ` )
by ジョルノ飛曹長 (2013-07-22 12:28) 

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