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山ナビの新兵器―スマホで、山と高原地図を見る [新機材]

知っている人は、知っていたのでしょうが、まだ、知らない人のために、この記事を書きます。山ナビは、Garmin 社製のものが、一般的です。私もGPSmap62SJ を持っていますが、液晶画面が小さいので、現在地をなかなか、把握できないという問題点があります。この山ナビは、自分が設定したコースに従って、歩いてゆく場合は、結構、役に立つと思います。
たまたま、Jetstream777さんが、雲取山の記事を書かれたり、また、achami さんが、両神山の記事を書かれたので、コースを確認しようと地図を探したら、たまたま、山と高原地図がありません。そこで、amazon で、早速、購入して、表紙を見たら、スマートフォン版、山と高原地図アプリが紹介されていました。スマホの画面は、大きいし、山と高原の5万分の1の地図に自分がいる場所が表示されるなら、大変便利と思い、早速、ダウンロードしました。
アプリ自体は、無料で、ダウンロードできます。
地図字体は、有料ですが、紙の半分の値段です。(450円)
西沢渓谷に行ったときに、西沢渓谷の終端で、地図をダウンロードして、地図を開いてみました。

意外と早く、ダウンロードできましたので、LTE 100MBPS が使えたのかもしれません。
どこでも、高速通信サービスが使用できるとは、限りませんので、
山に行く前に、地図をダウンロードしておいた方が、良いです。

西沢渓谷の終端は、こういう感じです。







青の丸と逆三角の組み合わせが現在地を示しています。

自分の位置が、一目で、確認でき、感激でした。

これは、山の神付近です。




山陰、谷間のため、GPS 電波がよく、届かないために、丸・逆三角の現在地の周りに、円の影ができています。現在地は、この円の中ということなんでしょう。
GPS 電波が、届くようになると、この円が小さくなり、最後は、丸・逆三角のみになります。

ねとり大橋付近です。






GPSmap62SJ での表示は、こんな感じです。





三角が、現在地を示しています。橋を渡り始めていることが、わかります。
すでに歩いた道は、青の軌跡で表示されています。(これは、色は、変えられます。)

ちなみに、ねとり大橋は、こんな橋です。







高尾山・城山ハイキングでも、もちろん、このアプリを使いました。ルートが記録できるということですので、それも、使ってみました。
ただ、頻繁に位置を記録させると、電池の消耗が早いとありましたので、デフォルトが20秒ですが、これを1分に変更して、記録させました。

途中での表示は、こういう感じです現在進行形では、ピンクで表示されています。






記録が終わり、あとで、ルートを呼び出すと、紫の色で、表示されます。





概ね、登山路に沿っています。
軌跡は、gpx データになっており、これを、パソコンに移して、更にルートラボにアップロードします。パソコンへの移し方は、e-mail でもできますし、Microsoft のSkydrive も使え、これが、一番簡単です。

高尾山・城山ハイキングで、実際に記録された軌跡は、次の通りです。



記録間隔:1分
計測点 281点
最大標高差:529 m
距離:15.3km
登り蓄積2551m
下り蓄積2549m


一方、Garmin GPSmap62SJ に記録された軌跡は、



記録間隔:自動
計測点:1189点
最大標高差 490m

距離 11.3km
登り蓄積:593m
下り蓄積:526m


スマホによる軌跡は、平面的な足跡は、まずまずですが、高度の測定誤差が大きく、高度が、ギザギザになっています。このせいか、歩いた距離も、11.3km と15.3km と大きく違いが出ています。登り、下りの蓄積も、大きく異なっています。
計測間隔をもっと、短くすれば、この違いが、小さくなるのかは、わかりません。

それでも、山と高原地図に、自分の位置が、表示されるというのは、ものすごく、便利です。
問題は、スマホの電池があまり、持たないことです。予備電源の手当などを考えないといけませんね。

ということで、次の足慣らし第3弾が、八ヶ岳の硫黄岳1泊登山に決めたときに、予備電源の購入を決め、早速、アマゾンに至急便で、発注。翌日届きました。
モバイルバッテリー8400mAh,で、I Phoneなら、約3回のフル充電、アンドロイドなら、約2-3回の充電ができるというもので、重さは、190g です。
硫黄岳1泊登山では、スマホ(Xperia SO-02E)を、機内モードで、使用したせいか、2日間使って、バッテリー残量が61%で、充電の必要はありませんでした。
予備電源は、もう、ワンランク下の5600mAh、118gのもので、十分でした。




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コメント 24

旅爺さん

年々山ナビも進化してこれなら道に迷うことは無いですね。
by 旅爺さん (2013-07-12 19:45) 

ゴーパ1号

色々なアプリがあるのですね〜。
やはり、バッテリーの消耗はついて回る問題なのですね。
by ゴーパ1号 (2013-07-13 05:02) 

京男

おはようございます。
便利な時代になりましたね。
スマホを見ながら、本当の地図とコンパスでアナログを練習したいな。
アナログの方が面白いように思います。地図から景色を読み取るには想像力がかんり必要ですから。
by 京男 (2013-07-13 05:17) 

Silvermac

山ナビ、初めて知りました。
by Silvermac (2013-07-13 05:44) 

g_g

スマホのヤマナビ使えそうですね、私のスマホについている地図と
GPSはそれなりに使えますが電池消耗が激しいです。
by g_g (2013-07-13 09:06) 

テリー

旅爺さん
山ナビは、ソニーU-37を使って見て、不満があり、Garmin GPSmp62SJ にしましたが、画面が小さく
見づらいので、今回、スマホのアプリが出て、試してみたもので、GPS位置測定精度はやはり、Garmin には、負けますが
直感的にわかりやすいというのは、大きいです。

ゴーパ1号さん
スマホは、色々な機能があり、GPS モードにすると、それだけで、結構バッテリーを消耗しますね。ただ、山の中では
携帯電話でも、電源を入れておくと、電波が弱いときは、アンテナを探し回るので、すぐ、バッテリーが無くなります。
従って、携帯・スマホは、山の中では、電源オフか、スマホは、機内モードにしておく必要があります。
機内モードで、GPSのみ、オンにしておくと、結構バッテリーは、持ちます。

京男さん
アナログの地図をしっかり読めるようになるのは、大切です。アナログの地図を読みながら、歩くという
楽しみ方も、きっと、あるち思います。実践されている方を時々見かけます。

Silvermacさん
山歩きは、写真撮影の為が多かったので、一人で、シャッターチャンスを狙って、きままに、山歩きをするのが多いので
万一、道がわからなくなった時のために、山ナビを持ち歩いています。でも、実際は、山ナビも、時々フリーズするので
万全ではありません。スマホが、そういうときの、助けにもなると思います。

g_g さん
私のスマホも、電池消耗が激しいです。予備電源として、I Phone, アンドロイドのスマホいづれにも、使える
モバイルバッテリーが出ています。これを、持っていると、電池が無くなっても、すぐに、充電できます。
by テリー (2013-07-13 10:44) 

mamii

ヤマナビ、図い゛ふん進化してきましたね。
by mamii (2013-07-13 11:42) 

puripuri

山ナビで山歩きを、、カーナビのような物でしょうか?便利になりましたね。
スマホも携帯も持っていないので、お財布にはテレカが数枚入っています。
by puripuri (2013-07-13 15:24) 

セイミー

スマホで山ナビができるし 苦労した山への取り付きもツァ~で連れて行って
くれる時代になったけど やっぱり山は甘く見てはダメですね
by セイミー (2013-07-13 17:28) 

響

スマホの画面の方が実際の地図を見てるみたいで
見やすいし情報量も多いですね。
予備バッテリーを持っていけばかなり使えそうです。
by (2013-07-13 17:57) 

テリー

mamiiさん
ナイス&コメントありがとうございます。

puripuriさん
Garmin 社のGPSmap62SJ は、カーナビに近いかも知れませんね。
自分が歩こうとするルートをあらかじめ、カシミール3Dのようなソフトで、
作るか、山レコなどの記録から、ルートをダウンロードして、GPSmp62SJ に
アップロードすれば、ルートが、わかります。
スマホでは、山と高原地図のルートのどこに、自分がいるか、わかりますので、これも、便利です。

セーミーさん
仰るとおりです。歩くのは、自分ですし、天気が変わりやすいのは、変わらないどころか、最近、
変わり方が、激しくなっていますので、山は、甘く見てはいけませんね。

響さん
登山が、何日かにわたるときは、予備バッテリーを持ってゆく必要がありますね。


by テリー (2013-07-13 18:42) 

袋田の住職

ルートがくっきり見えるのは良いですね。いつもバッテリーを心配しながら使ってます。

by 袋田の住職 (2013-07-13 20:15) 

hatumi30331

スマホってスゴい!!
実は、機械音痴、方向音痴です。 スマホ持ってません。へへ;
持ってる人頼みです。(笑)
by hatumi30331 (2013-07-13 20:53) 

ひろたん

ひろたんも使っていますよ^^
便利ですよね
けどアンドロイドではできないことがありますよね
ひろたんはドコモです^^;
by ひろたん (2013-07-13 22:30) 

テリー

袋田の住職さん
スマホのバッテリーの消耗は早いですね。山登りでなくても、予備電源は、必要な気もしますね。

hatumi30331さん
頭の体操で、スマホを持つという考えもありますよ。
折角の便利なツールですから、使わないと損のような気がします。

ひろたんさん
山の上では、ドコモでしょう。
私も、アンドロイドのSony Experia です。
平地での外出時は、このスマホのデザリングを使って、I Pad mini や 12.1 inch パソコンを使っています。
by テリー (2013-07-13 23:36) 

ジョルノ飛曹長

山ナビは便利ですよねー。
ソフトバンクの頃はほとんど使い物になりませんでしたが、auにしてからはばっちりナビゲーションしてくれるようになりました。^^
まぁ私の場合は本格的な山歩きはしないので、ソフトバンクでも我慢しようと思えば出来たのですが・・
by ジョルノ飛曹長 (2013-07-14 00:24) 

せつこ

おはようございます^^
山ナビ・・・スマホはそんなこともできるのですか、便利ですね!
携帯しか持ってませんから知りませんでした。
by せつこ (2013-07-14 05:00) 

hrd

なるほどスマホならではの便利機能ですね~

by hrd (2013-07-14 06:21) 

kuwachan

おはようございます。
スマホは本当に電池の減りが早いですね。
ガラケーは毎日充電することはなかったのですが、
iPhoneにしてからは毎日欠かさずです。
予備の電池は備えあれば憂い無しですね。
by kuwachan (2013-07-14 07:18) 

yakko

お早うございます。
有り難いナビですね〜 !
by yakko (2013-07-14 08:42) 

テリー

ジョルノ飛曹長さん
山ナビ、特にスマホの山ナビは、便利ですね。

せつこさん
山をよく知っているせつこさんには、山ナビは、不要かもしれません。
あまり、山を知らない。道を知らないから、こういうものが欲しいのですね。

hrdさん
スマホで、一番使っているのは、デザリング機能ですが、この山と高原地図アプリは、よく使いそうです。

kuwachanさん
軽い予備電源が欲しいところですね。

yakkoさん
ナイス&コメントありがとうございます。

by テリー (2013-07-14 09:40) 

Jetstream777

ガルミンの小さい画面では見にくいのは同感。 でも、安定性・信頼性・堅牢性では他の追随を許さないと思っています。 参考までですが、国土地理院の最大縮尺のマップを切り取って+ヤマレコから信頼できるルートログをガルミンに入れれば、地図もルートもかなり見やすくなります。 自分のルートログのトラックもほかの色で追記できます・ 
by Jetstream777 (2013-07-14 12:45) 

テリー

Jetstream777さん
確か、Jetstream さんは、GarminのGPSmap62SJ よりも画面が大きな山ナビを使われていましたね。
工夫されて、使われているのは、参考になりました。Garmin の方が、位置測定精度、早さもいいのですが、
スマホは、山と高原地図に現在位置を示してくれるという点です。あくまで、参考情報です。
by テリー (2013-07-14 15:12) 

OJJ

山登りもハイテク時代ですね~ タケコプターでは時代遅れじゃ・・涙)
by OJJ (2013-07-14 22:41) 

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